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起き姫

「起き姫」は杉本章子の小説です。

江戸時代の物語です。
主人公は、
おこうです。

乳母から、
口利き屋の「三春屋」を継ぎ、
仕事の斡旋(あっせん)をするのが仕事です。

読み始めは昔言葉で読みにくいのですが、
最後の方は読み方にも慣れてきます。
結末を知りたくなり、
どんどん進みました。

表紙に描かれている福島の起き上がり子法師は、
物語の中にも縁起物として登場します。
我が家にもあり、
この本に親近感を覚えました

嫁に行った先の大店(おおたな)で子供ができないから、
離縁をされて、
後釜におけいという名の性格の悪い女がはいる。

人の縁をつなぐ商売で、
自分にも縁ができてくる。

最後は涙が出るほど感動しました。
おもしろい物語でした。


JUGEMテーマ:小説/詩
posted by: 本の虫 | 小説(作者さ行) | 15:06 | comments(0) | - |

風に立つライオン

評価:
さだ まさし
幻冬舎
¥ 1,646
(2013-07-18)

さだまさしさんの長編小説です。
400詰め原稿用紙で592枚も書いたそうです。

歌手なのに、
さだまさしさんはすごいなと感心しました。

ケニアで戦争中の人助けの医療に対して、
真摯に挑む主人公の航一郎。

明るく気さくで、
現地の人にも打ち解けて好かれる主人公の姿に、
周りの人の心も変わってくる。

人の心を良い方向に導いていく姿が感動的だった。

彼がいなくなってから、
何年も経って、
航一郎が助けた少年(ンドゥング)が医者になり、
東日本大震災で、
治療しながら人の心を応援してく。

震災で人を元気にしていった木場さんの姿の中に、
航一郎の姿を思い出す。

心のバトンがつながっていく場面で、
感動で泣いてしまった。

人間は心の持ち方で、
周りを明るくできると思った。

窮地に陥った時、
明るい考え方をしようと思った。

この小説は、
大沢たかおさんから、
物語を書いてくれと言われて書いたそうだ。
読みながら、
航一郎の姿を大沢たかおのイメージで読んでみたら読みやすかった。

さだまさしさんの「解夏」を読んでみたいと思った。


JUGEMテーマ:最近読んでる本
posted by: 本の虫 | 小説(作者さ行) | 14:28 | comments(1) | - |

デパートへ行こう

真保裕一の小説です。

真夜中の電気の消えたデパートでの出来事。
まるで演劇を見ているような内容でした。

★所持金が143円の自殺志願の男。
娘と妻がいたが離婚された。

★宝石を盗もうとしている女店員の真穂

★中高校生くらいの男女のカップル。

★刃物で刺されてヤクザに追われている元警察官の男。

★デパートの社長矢野

★警備員の

★デパートに恩義のある年長の警備員。

★宝石売り場の店員佐々岡

などが主な登場人物。

他にも警備員や娘などたくさん出てきます。

どの人も自分の身の上に失望している人たちばかりです。

この真夜中の出来事を機会にそれぞれが立ち直って行きます。

読んでいる時も夢中になり、
読み終わった後はさわやかな気持ちになります。

オススメしたい本です。


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posted by: 本の虫 | 小説(作者さ行) | 11:08 | comments(0) | - |

俳優水嶋ヒロのKAGEROU

評価:
齋藤 智裕
ポプラ社
¥ 1,470
(2010-12-15)

作者の齋藤智裕は、
歌手の綾香と結婚した俳優の水嶋ヒロです。

ポプラ社小説大賞をとった話題作です。

内容は、
自殺しようとした主人公が、
臓器売買の話を持ちかけられて、
生きる意味を考える小説です。

物語はアニメのような非現実的な話で、
アニメ世代の若い男の子が書いた小説のようで、
親世代の私にはちょっとなじめない部分もありましたが、
話はおもしろくて、
どう展開するのか、
すらすらと進みました。

残念ながら私には、
結末の生き残ったのは本当は誰なのか、
よくわからなかったです。

ページ数も少ないので、
忙しい人にオススメします。



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posted by: 本の虫 | 小説(作者さ行) | 07:55 | comments(0) | - |

殺気

評価:
雫井脩介
徳間書店
¥ 1,680
(2009-09-16)

雫井脩介の本は初めて読みました。
読みやすくておもしろかったです。

人に薦められた本ですが、
「殺」という字があるのは気が進まなかったのですが、
残忍とか、残酷という話ではありませんでした。

精神的な話で、
主人公も可愛い女の子で、
最後はハッピーエンドで、
とてもいい内容でした。

泣いたり声を出して突っ込みを入れたくなるような明るい物語でした。

主人公はましろという名の女子大生です。
小さい頃に誘拐されて監禁されたことがあります。

殺気を感じるという特殊能力のあります。
殺気を感じると気分が悪くなってわかります。
普通の人よりその感覚が強いようです。

成人式で再会した友人達との友情物語もあり、
温かい部分もあります。

温かい気持ちになりたい人にお勧めします。



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posted by: 本の虫 | 小説(作者さ行) | 21:55 | comments(0) | - |

雪の断章

佐々木丸美の小説です。
1983年に書かれた本です。
文庫本で400ページ以上あります。
長い話でした。
昼ドラのような恋愛物語です。

主人公は孤児の飛鳥という女の子です。
5歳の時に北海道の大通り公園で迷子になって、
優しいお兄さんに助けられる。

孤児院からもらわれていった先のお宅の家族がいじわるなところなど、
まさに昼ドラを連想します。

優しいおにいさんと偶然に再会して、
お兄さんに引き取られる。
二人の一流の独身男性が近くにいていつも優しい。

片方を愛して、
片方の身の引き方がまさに昼ドラぽい終わり方です。
韓国ドラマにも似ている。

こういうドラマのような話は好きです。

主人公の女の子は、
マルシャークの童話「森は生きている」の話を、
人から聞き、
心の支えとして比較している。

一息に読んでしまいました。

最後には涙が出ました。

内容はこんな風ですが、
昔の文章なので、
感情の書き方など感心しました。
現代人ではこんな風な文章を書ける人がいるでしょうか。

言葉で気持ちを的確に伝える人を最近見かけないので、
すごいなと思いました。

小説を書いている人は読んでみるといいと思いました。


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posted by: 本の虫 | 小説(作者さ行) | 10:34 | comments(0) | - |

暴雪圏

評価:
佐々木 譲
新潮社
¥ 1,785
(2009-02)

佐々木譲の小説です。
三月の彼岸の頃に北日本を襲う嵐は彼岸荒れという。
北海道東部では、暴風と暴雪の組み合わせで、
湿った重い雪が大地に吹き荒れ、
人口1万規模の町では丸一日孤立することがある。
ちょうどこんな日に起こった強盗殺人事件の犯人の逃走と、
雪の為に動けなくなって関わった人の話。

登場人物が多いのでメモしながら読みました。
厚い本ですが、
おもしろいので一気に読めました。

登場人物
川久保篤巡査部長
安永・・・(農夫)死体発見者
片桐老人・・・(町の情報通)
高村光子・・・(小学5年の時に彼岸荒れで亡くなる)
横井博子・・・(経理)社長に頼まれて2000万円を銀行から下ろし、会社の金庫に入れる。
大塚秀夫・・・社長
大塚利恵・・・社長夫人
西田康男・・・癌、妻を亡くして独り者。大塚の会社の社員。2000万円を狙う。
畑山・・・携帯を会社に忘れていった社員
坂口明美・・・主婦
菅原信也・・・坂口明美の不倫相手。
足立兼男・・・やくざ
徳丸徹二・・・やくざ
浩美・・・徳丸の妻。強盗に殺害される。
薬師泰子・・・雪の中の死体。菅原信也の不倫相手。
薬師宏和・・・薬師の夫
笹原史郎・・・犯人
佐藤章・・・犯人
増田直哉・・・ペンションのオーナー
増田紀子・・・オーナーの妻
平田邦幸・・・ペンションの客
平田久美子・・・平田の妻
甲谷雄二警部補
新村和樹巡査
佐野幸枝・・・スナック経営、腎臓疾患で入院中。
佐野美幸・・・幸枝の娘。高校3年生。義父から逃れるために家出する。
笠井伸二・・・幸枝の再婚相手。美幸を襲う。
山下ミツ・・・振り込め詐欺の被害者になる寸前の老婆。
勝又・・・銀行の支店長
伊藤・・・警察の地域課長
山口誠・・・佐野美幸を乗せたトラックのドライバー。

こんなに大勢の人が登場します。
身近にはあって欲しくない話ですが、
読み応えのある内容でした。

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posted by: 本の虫 | 小説(作者さ行) | 16:11 | comments(0) | - |

卵の緒


評価:
瀬尾 まいこ
マガジンハウス
¥ 1,470
(2002-11)
瀬尾まい子の本を読むのは2冊目です。
この本は2つの物語が書かれています。

「卵の緒」
主人公の育生は自分の事を捨て子だと思っている。
母は一人で僕を育てている。
おばあちゃんに捨て子なのと聞くと動揺する。

小学校の授業でへその緒の事を聞いたので、
母親に見せてと言ったら、
お前は卵から生まれたと言って、
卵の欠片が入った箱を見せてくれた。

育生は深く追求しない。
母親は育生のことを大切で、
大好きだと言葉で伝えている。

この母親のように、
お前を大好きだと言っていれば子育ては充分なような気がする。
多少常識的でなくとも、
愛情を伝えればいい。

問題があっても、
何とか解決するようなホッとする小説です。

「7’s blood」
主人公の七子は高校生。
父の愛人の子と暮らすことになる。
その小学生は七生という男の子。
二人の父親はすでに死んでいる。
その子の母親が刑務所に入ったので、
七子の母親が預かる事になる。

七子の母親も、
瀬尾まい子の小説によく出てくるタイプの人間。
お人よしだけど自分の考えをもっているタイプ。

しばらく三人で暮らす。
七生は人に好かれる努力をする子で、
七子から見ると可愛げのない小学生だ。

七子の母親が突然倒れて入院する事になる。
そのため七子と七生が二人で生活することになる。

一緒に生活している間にいろんな事が起こる。
全体を通して優しい小説で、
心が温かくなる。


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posted by: 本の虫 | 小説(作者さ行) | 11:07 | comments(0) | - |

幸福な食卓


評価:
瀬尾 まいこ
講談社
¥ 1,470
(2004-11-20)
瀬尾まいこの小説は初めて読みました。

「父さんは今日で父さんを辞めようと思う」
こんな書き出しで始まる。

この台詞、どこかで聞いたような?

そうそう、「ホームレス中学生」の父親の「解散」の台詞のようだ。

だが、こっちのお父さんは、
もっと弱々しい感じの人だ。

主人公は背の低い平凡な中学生の佐和子。

高校は進学校でトップをとるほど頭が良いのに大学に行かなかった兄と、
自殺未遂をした元中学教師の父親、
近所で別居生活している母親が家族。

こんな風に書くと、
めちゃくちゃな家族のようだが、
みんな仲が良くて優しい。

みんな真面目すぎるので心が壊れそうになるようだ。

主人公は思った事をはっきり言わない。
ワンクッションおいて、
どうでもいい事は「そうだね」と言っておく。
いい訳もしない。
言葉の最後に相手を褒めておく。

そういう性格が読んでいて癒される。
私もそんな風に受け答えられる人間でいつもいられれば、
人に好かれるだろうなと思う。
私は時々そういう人間でいられるけど、
時々腹が立ってはっきり言ってしまう。

主人公はまじめな上に、
自分を押し出さないし、
兄の直ちゃんも頭が良いのに、
強く主張しない性格で二人の会話や、
周りの人の行動がユーモアがあって可笑しい。
読んでいる途中でうっかり、
声を出して笑ってしまった箇所が2〜3回ある。

最後の方は泣けた。
テッシュが必要だ。

笑えて泣ける小説はオススメ!
☆4つ。
男の人向きではないかもしれない所が☆1つ分。


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posted by: 本の虫 | 小説(作者さ行) | 06:39 | comments(0) | - |

優しい音楽 (双葉文庫 せ 8-1) (双葉文庫 せ 8-1)

瀬尾まいこさんの小説です。
三つの短編が入っています。
るんるん「優しい音楽」
この物語は 最初怪しい雰囲気の女の子との出会いから始まります。
朝の混雑した駅の構内でじっと主人公を見つめるかわいい女の子がいます。
主人公は若い男で勤め人です。
顔が良いわけでもなく、
若い女の子からじっと見つめられるような顔ではないと自分で認識しています。
次の日も女の子は主人公の姿を明らかに探しています。
何?と聞くと、
名前を名乗ります。
ヘンな出会い方からだんだん恋人ぽくなっていきますが、
主人公には何か不思議な違和感があります。
そんな訳で、この本の続きが気になってあっというまに読んでしまいます。

砂時計「タイムラグ」
ヤフーの辞書で「タイムラグ」を調べたら、
「互いに関連する事柄の間に起こる、時間のずれ。」
不倫相手の男から頼みごとをされる。
なんと!!!
妻と結婚記念日に旅行に行くから、
小学生の子どもを預かってくれと頼まれる。
読んでいて腹が立った。
そんな男とは早く別れろ!
そんな理不尽なことを引き受ける女が信じられない。
いらいらしながら先を読んだ。
男のカードを盗んで、
預かった娘と豪遊する考えはスカッとしたけど、
それをしない女を歯がゆく思った。
だいたい不倫する女の気持ちがわからない。
世の中には良い男がいっぱいいるのに、
人の男なんかどこがいいの!
おいしいのは二人の女性に愛されている男の方だけなのに。

ふくろ「がらくた効果」
これもありえない話から始まって、
なのにだんだんそんなことも今の世の中ならあるのかもと思わせてくる。
同棲相手の女が、
ホームレスのおじさんをのら犬のように拾ってきた(連れてきた)。
年末から正月の時期に日本の伝統行事をおじさんとする。
おじさんは 元大学教授だからいろんなことを知っている。
へんな話だけど結末はいい。

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posted by: 本の虫 | 小説(作者さ行) | 08:18 | comments(0) | - |