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君たちはどう生きるか

「君たちはどう生きるか」吉野源三郎著を読みました。

本屋に行った時にこの題名の漫画が人気1位で山積みされていました。

パソコンで検索してこの小説を知りました。

子供用なので、

字が大きくて読みやすかったです。

 

昭和の頃に書いたものなので、

現在は規制がありそうな文も書かれていました。

ナポレオンを崇拝する勝子さんの言葉は、

戦争を肯定するようにもとれるので、

子どもに読ませてもいいのかなと思いました。

 

これからどう生きるか、

私も子供の頃に読んでいたら、

生き方をもっと深く考えたかもしれません。

職業について広がった考えを持てたかもしれません。

 

自分の人生に後悔はないですが、

違う生き方をしていたかもしれないと思いました。

 

深くは読み取れませんでしたが、

次は漫画を読んで、

理解を深めたいと思いました。

posted by: 本の虫 | 小説(作者や行) | 16:56 | comments(0) | - |

路地裏のあやかしたち3

行田尚希(ゆきたなおき)の「路地裏のあやかしたち」を3冊読み終わりました。

妖怪と関わって、
自分の進路に迷いながら成長していく高校3年生の洸之介の話です。

夢中になって3巻も読み終えたほどおもしろかったです。

私は怖がりですが、
こんなに妖怪にもいい人がいるならいいなと思いました。
座敷童が来てくれるように家を清潔にしようと思いました。

3巻の最後は主人公の高校3年生の洸之介の進路についての話でした。

1章
鵺(ぬえ)の話

歌がうまくないのに、
歌手をめざす鵺のはなしです。

第2章
天邪鬼の話
凪紗(なぎさ)という女の子が天邪鬼。
やぼったくてあか抜けない学生にしか見えない弁護士。
相手がバカにしていると、
法廷でけちょんけちょんにつぶすという性格の悪い弁護士だそうな。

第3章
雪女の話
生徒の頃に公園で知り合った親友と、
年齢がいつまでも変わらない雪女の麗華との話。

第4章
人間の話 其の3
洸之介の進路の話。

JUGEMテーマ:小説/詩
posted by: 本の虫 | 小説(作者や行) | 07:18 | comments(0) | - |

路地裏のあやかしたち

行田尚希(ゆきたなおき)の小説「路地裏のあやかしたち」を読みました。
現役高校生の洸之介(こうのすけ)は父親が残した掛け軸を直すために、
妖怪の住む玉響(たまゆら)通り綾櫛(あやくし)横丁に丑三つ時に行く。

そこに住む狐の妖怪の環さんに表具の弟子入りして、
父親の掛け軸を直す。

狸や猫や雪女や天狗が人間の格好をしている人たちと親しくなる。
みんな気のいい人たちで、
悪いことはしない。

絵についている悪霊を除いて解決してくれる物語です。

マンガのような話ですが、
読んでいると引き込まれていきます。

3巻出ていて、
読み進めていくとおもしろいです。

第一章
人間の話
洸之介の事情です。

第二章
天狗の話
桜汰は天狗の王子で、
人間界に一時的に預けられている小学校に通っている。
小学校で肝試しと宝探しをして子供が朝まで消えるということが起こり、
環さんが解決する。

第三章
狸の話
樹さんの話。
イケメンな結婚詐欺しだが、
人を化かすのが苦手。
詐欺の相手の女性の掛け軸を、
環さんが直して、
解決する。


第四章
猫又の話

揚羽さんの話。

揚羽さんが以前に、
アルバイトをしていたカフェにあるの絵の思いを環さんが見る。

第五章
狐の話
環さんが表具師に弟子入りした頃の絵を探していたものがやっと寺で見つかる。

その後、何週間も表具屋が閉ざされていて、
仲間たちの誰とも連絡がつかなくなり、
洸之介にとっての仲間たちの存在を考える時間になる。
まぼろしだったのか、
本当のことだったのかわからなくる。

JUGEMテーマ:読書
posted by: 本の虫 | 小説(作者や行) | 19:38 | comments(0) | - |

名もなき花の

評価:
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吉永南央(よしながなお)の小説は2冊目です。

前回読んだ本のシリーズです。
NHKテレビで、
ドラマ化されていました。
富司純子が主演でした。

珈琲豆と和食器の店(小蔵屋)の経営者の草さんが主人公の物語です。

前回は短編小説でしたが、
今回は長編で、
事件がずっと最後まで、
関わってきます。

殺人事件のような怖い話ではなく、
おばあさんの草がおしゃべりや推理で、
人の心が一番落ち着くような解決の仕方です。

お寺にあった仏像を巡って、
うその歴史の新発見と恋愛感情が、
絡み合った事件です。

友人の由紀乃、
美容師のミナホとその父親の勅使河原先生、
先生の弟子の萩尾、藤田などが登場人物です。

小説は読み始めは難しい場合もあるが、
読み進めていくと引き込まれていく。

続きが気になって、
どんどん読みたくなってくる。
穏やかな小説ですが、
読んでよかったと思える小説です。

JUGEMテーマ:読書
posted by: 本の虫 | 小説(作者や行) | 15:05 | comments(0) | - |

萩を揺らす雨

吉永南央(よしながなお)の小説は初めて読みました。

「萩を揺らす雨」は短編小説集です。

「紅雲町のお草」
白髪のお草が主人公です。
珈琲豆を売っているお店で、
挽きたての珈琲の試飲を無料でしています。

カフェのようにお客が集まる店です。

お客の話を小耳にはさんだお草が、
近所の見知らぬ家族の虐待を心配して、
一人心を悩ませ、
奇想天外な方法で事件を解決し、
人の心も救います。

「クワバラ、クワバラ」
幼馴染の女が昔から意地悪だった。
桑原秀子、近寄ると意地悪されるから、
近づきたくない幼馴染。
用事があるときには、
昔からクワバラ、クワバラ、と心の中で唱えた。

秀子ちゃんがいじわるになった家庭環境を秀子の姉から聞いた。
成り行き上、
おせっかいをして解決していく。

それでもやはりクワバラ、クワバラ。

「0と1の間」
パソコンを習っている若い男が、
病弱になり、
見ていられないほど弱っていく。

夕食に誘っても、
かたくなに断る。

気になって、気になって、
おせっかいが始まる。

彼の親しい友人に聞いてみる。

事情がだんだん分かってくる。

同じ時期にやっかいなおじいさんも店に来る。

二人一緒に関わって、
二人が今までと違うスタートをきっていく。


「悪い男」
老人を狙った犯罪。
怪しい男が付近をうろつく。

お草さんも、
友人の由紀乃さんも一人暮らしだから狙われているかもしれない。
事件が起こり、
犯人が捕まるが、
納得がいかない。
人の手を借りて、
新しい捜査をし、
無実の罪の人を助ける。
おせっかいなおばあさんだけれど、
解決するから胸がスカッとする。
ドラマになるといいな。
市毛良枝あたりがいいな。

「萩を揺らす雨」
時期総理大臣候補の男と幼馴染で、
お草は秘密を打ち明けられる。

彼の頼みで、
人に会うが、
事件に巻き込まれる。
おばあさんのおせっかい力で、
解決していく。

お草の複雑な恋心の置き場所はいかに。

短編小説は少しずつ読めるので、
忙しい人におススメです。

JUGEMテーマ:読書
posted by: 本の虫 | 小説(作者や行) | 09:18 | comments(0) | - |

本屋さんのダイアナ

評価:
柚木 麻子
新潮社
¥ 1,404
(2014-04-22)

柚木麻子さんの小説を読むのは初めてです。

可愛い表紙の本です。

表紙がかわいいから、
読みやすいかなと思いました。

読みやすかったです。

今NHKテレビの「アンと花子」を毎日観ています。

この小説は「赤毛のアン」と関連しています。

「本屋さんのダイアナ」です。

「赤毛のアン」に出てくるダイアナと同じ名前の女の子とその親友が主人公です。

本の中の文章を引用。
「結局のところ、ティアラに守られながら、
彼女の生き方をなじる日々は楽だったのだ」

ティアラとはダイアナの母親のこと。

人は誰かを批判して、
自分を正当化しようとする。

そういうことは気づかないだけで、
よくあると思った。

「自分にのろいをかけてはいけない。」
自分にはできないとのろいをかける人が多い。

プラス思考の考え方で、
「できる」という魔法をかけてみたら、
どうでしょう。

この小説のダイアナと親友は、
本の中の言葉に、
励まされて悩み事から抜け出していく。
本の言葉は人によって、
その時の気持ちで、
とらえ方が変わってくる。
自分に合った言葉を本から見つけられるといい。

「アンの愛情」の巻末の言葉がとても素敵だそうです。
人生の羅針盤になるかもしれません。
読んでみようと思います。

JUGEMテーマ:最近読んでる本
posted by: 本の虫 | 小説(作者や行) | 21:38 | comments(0) | - |

カツラ美容室別室

評価:
山崎 ナオコーラ
河出書房新社
¥ 1,260
(2007-12-07)

山崎ナオコーラは、『人のセックスを笑うな』で文藝賞をとっています。
私はまだ読んでいません。
『カツラ美容室別室』は、
高円寺にある美容室の人たちと、
近くに引っ越してきた主人公との交流をえがいています。
カツラ美容室別室の店長はカツラです。
苗字は桂です。
シャレみたいです。
主人公は佐藤淳之介という27歳の会社員です。
美容室は27歳の樺山エリコと、
24歳の桃井ゆかりと47歳の男の店長でやっている。
他に主人公にこの美容室を紹介した梅田さんという結婚している男が関わっている。
ストーリーは日常を書いているだけで、
大きな展開がないので、
だらだらした感じだ。
登場人物もみんなだらだらしている人たちばかりだ。
はっきりと物をいわないので、
心の行き違いなどがある。
本は読みやすいが、
読み終わっても何が書いてあったのか記憶に強烈に残る事がない。
ヒマな時に読むのはいいが、
人に薦めたくなるような感動はない本です。
ゆるいドラマのような本です。

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posted by: 本の虫 | 小説(作者や行) | 19:54 | comments(0) | - |