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白の月

評価:
谷村 志穂
集英社
¥ 1,680
(2004-11)

谷村志穂さんは、
「海猫」で第10回島清恋愛文学賞を受賞している作家です。

「白の月」というこの本は短編小説集で、
8つの話が載っています。

どの話も行き方を模索している女が主人公。
いくつかの恋をして、
今の恋に自信が持てない女が、
あるきっかけで、
自分に自信をつけていく話が多い。

☆白の月
主人公は小田桐美咲。
画家の川端岳と不倫をしていた。
今は青木伸之との子どもを身ごもっている。
雪の日に別れた川端岳に会いに行く

☆祭り恋
主人公は初めての子どもを産んだばかりの孝恵。
一人で車を運転して美容院に向かう。
美容院の帰りに、
元彼の守口啓介に携帯に電話する。
西新宿のお祭りで待ち合わせをして、
待っている間にヨーヨーを2つ買う。
啓介は電話しながら、
孝恵の様子を見ているがあえて会わない。
電話である約束をする。
孝恵はヨーヨーを1つ木につるして帰る。
1つは娘におみやげ。

☆卵色の愛
主人公は藤井梨花。
帝王切開で35歳で女の子を産んだばかり。
自分に自信が持てなくて、
しあわせを実感できないでいる。
心が不安定なのを見透かされて、
友人の遠藤宏子に旅行に行く事をすすめられる。
宏子の実家の旅館に一人で行くが、
あることを思いつき、
夫の克哉の沖縄の実家に向かう。
克哉と絶縁状態の母親に会うことで変わっていく。
卵色はお土産に買った琉球ガラスのペーパーウェイトの色。

☆冬瓜色
妻の透子は冬瓜のような人。
病気を抱えていて繊細な人。
子どもを産むと命が危なくなる。
授かった命を一人で決めて中絶する。
そのことで夫との仲がギクシャクしてくる。
夫は透子に幻想を抱いていた。

☆一雨ごとに
派手で華やかな妻。
いつも回りに人が集まっている妻。
独占したいのに、
引き止められない。
二人で行く予定の山登りに、
男を誘って連れてきた妻。
夫はやきもちから、
降りる道を変える。
妻と男は違う道で帰り、
妻は3日後に帰ってくる。

別れを決めてからの二人は、
雨だと出かけられないから、
家にいて、
一雨ごとに今まで聞けなかった事を話始める。
もう少し降ってくれれば引き止められたかもと夫は思う。

☆鳩の血
鳩の血という名前の赤い宝石の指輪。
結婚前の男との思い出の指輪。
もらったわけではなく、
自分でお金は払うことになった指輪。
デートのお金もみんな自分で払ったのに、
男は他の人と結婚していた。
独占したくて男の車に火をつけたが男は無傷で離れて行った。
男の妻とはその時に会った。
男が突然電話してきて、
3歳の息子を預かってくれと言ってきた。

☆発火
タレントの影武者として、
絵をスケッチする。
イギリスの のどかな場所のスケッチをする。
夫と離れての旅行で、
一緒に行動をした男との最後の夜の別れは・・・

☆蒼い水
帯広市内のウツベツ川の川面の青い色。

仲の良かった母娘だったのに、
母には紹介できない人の子を妊娠した。
父親が不倫して家を出、
母親はうつ病になった。

夜間高校時代の母の親友が帯広に誘ってくれて、
母娘で出かける。
親友の息子にも会う。

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posted by: 本の虫 | 小説(作者た行) | 17:36 | comments(0) | - |

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