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小さいおうち

評価:
中島 京子
文藝春秋
¥ 1,660
(2010-05)

絵本の「ちいさいおうち」と同じタイトルです。

中島京子(なかじまきょうこ)はこの作品で直木賞を受賞しました。

中島京子は1964年生まれです。

中島京子の小説を読むのは初めてです。

内容は、
第二次世界大戦が始まる頃に女中をしていたタキが、
当時を思い出しながら下書きを書いています。

昭和5年から第二次世界大戦の終りの昭和19年頃と、
女中タキが亡くなって、
書かれなかった真実がタキの甥の次男によって、
続いていく頃までの話です。

タキの甥の次男の健史がその文章を盗み読みし、
タキが亡くなった後には健史が登場人物を探し当てます。

昭和5年に学校を卒業して、
東北生まれで兄弟の多いタキが口減らしのために、
親戚のつてで、
女中になるために東京に行きます。

最初は学者の小中先生のお宅で奉公し、
次に浅野家に奉公した。
浅野家の奥様は一人息子の恭一坊ちゃんがいるが、
若くて(22歳)きれいな時子夫人。

初対面の夫人の最初の言葉が、
「タキさんと時子、名前がよく似ているわね。」
その時のタキの年齢は14歳。
8歳違い。

タキは感のいい子で、
真面目に良く働き、
可愛がられて、
時子夫人が平井氏と再婚した時にもついていった。

文章のこの辺りまでは、
穏やか過ぎて、
退屈な内容だったが、
平井氏の部下の板倉正治が現われた辺りから、
先がどうなるのか気になりだしてきた。

きれいな時子夫人は女性にも、
男性にも好かれる。

タキの恋心と、
赤い屋根の小さなおうち思い出が板倉正治の絵の中に残り、
タキの文章の中に残っている。

第二次世界大戦の前後の頃の様子が、
リアルに書かれている所が直木賞に推薦された点だそうだ。

前回紹介した絵本の「ちいさいおうち」と、
関わりがあるのかないのかよく解からなかったが、
終わりの方に、
「ちいさいおうち」のことも紹介されていたので、
興味がますます湧いた。


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posted by: 本の虫 | 小説(作者な行) | 08:23 | comments(0) | - |

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