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評価:
山中 恒
偕成社
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(1976-09)
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古い児童書です。
山中恒の1976年に書かれた本です。
山中恒さんは私の亡き父の教え子だったので、
父のお葬式で山中恒さんのことを知りました。
その時に私の息子が小学生だったので、
児童書をたくさん戴きました。
それをきっかけに山中恒さんの本を読むようになりました。
「あばれはっちゃく」がテレビ化された後でした。
山中恒さんの本はどの本もおもしろくて、
子供たちもいろんなシリーズを喜んで読みました。
最近我が家は断捨離(物の片付け)を頑張っていて、
本も整理している所です。
読んでいない本もたくさんあります。
古い本は処分する前に一応読んでから、
どうするか決めています。
二階の本棚に、
迷っている本を並べています。
毎日寝る前に二階に行って、
1冊本を選んで寝室に持って行きます。
先日手にした本は2~3ページ読んだら読む気がなくなったので、
処分しました。
この本は古くて汚くなり、
子ども達も大人になったので、
捨てるつもりでいましたが、
読んでみたらおもしろくて惹きつけられて二日がかりで読み終わりました。
もうしばらくとっておくつもりです。
内容はアフリカの話のようです。
まだ白人に知られていない場所に住んでいる種族の、
ルギーという勇敢で知恵のある男の子の話です。
最初は占い師のおばあさんに意地悪をされて、
父親を殺されました。
占い師の言葉で村を追い出されました。
旅の途中で知り合った少年の種族が白人に奴隷にされて苦しんでいるのを見て、
仲間を助けるの手伝っていると、
思わぬ展開になっていきます。
青いダイヤモンドを求めて黒人の種族を奴隷にしたり、
殺したりする恐ろしい白人でした。
友達になった少年と協力して戦いました。
スリル満点で次の展開が気になり、
飽きずに読めました。
子どもにも大人にもオススメします。
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