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泣き童子

宮部みゆきの本を読むのは初めてです。

長いので、
挫折していました。

今回の話は、
どこかで出会ったことのある話でした。

テレビドラマなのか、
この本のシリーズを読んだのか、
記録を探してもないのに、
おちかが三島屋で話をすることを知っていました。
女中のお勝が近くで守っていることも知っていました。

何で知ったのか、
思い出せません。

これも奇妙なことです。

さて、私の記憶のことはさておいて、
物語の説明をします。

江戸の袋物屋の三島屋で、
ご主人の伊兵衛の姪のおちかが、
不可思議な話を聞くとい物語です。

おちかは許婚(いいなずけ)が死んで、
心が癒えてないのを心配して、
伊兵衛が、
不可思議な話を、
話したい人から、
三島屋の黒白の間で1対1で聞くことになりました。

この世の不可思議な話を聞くことにより、
許婚を失った心の病から立ち直ってほしいという伊兵衛の計らいです。
大切な年頃の娘なので、
素性の安心な人を探してきてもらいます。

この本はシリーズの3作目です。

1作目は「おそろし」

2作目は「あんじゅう」

3作目が「泣童子」です。

「魂取の池」
魂を取るという池があり、
池の神様がやきもち焼きで、
男女で行くと、
仲を壊すという話。

「くりから御殿」

山の木を伐採したために、
大雨が続いた日に、
鉄砲水が出て、
村人がみんな死んでしまった。
一人だけ助かった子供が、
夢で懐かしい人に会うと、
その人の死体が見つかる。
その子供は立派に育って、
奥さんももらい、
幸せに生きたが、
語りに来る。

その日は特別に、
隣の間に奥さんが隠れて聞いている。


「泣童子」
人を殺したり、
悪いことをしようとする人が近づくと、
大声で泣き出して止まらなくなる赤子。

人を殺した娘は、
お上には捕まらなかったが、
赤子には泣かれる。

「小雪舞う日の怪談語り」
岡っ引きの知り合いの家で、
語りをするので、
おちかが誘われていく。

そこでの話を4話聞く。

「第一の男の話」
父親が普請道楽で、
家を建てるのが好き。

先祖の残した家に、
建て増しをした時に、
大工の棟梁が夢にうなされた。

柱を逆さに立てたようなので、
立て直しをさせてほしいと言ったが、
頑固な父親はそのままにして建てたら、
怖いことが起こった。

「二人目の女の語り手の話」
女中のお関という女が、
身ごもっているときに、
橋を渡った。

その橋では、
転んだ時には、
人の手を借りて立ち上がってはいけないという決まりがあった。

知っていたが、
身重の身で起き上がれなくなり、
手を借りてしまったら、
あの世に近い所に行ってしまった。
門番に自分の命10年と、
子供の命1年のどちらかをくれたら助けてやると言われた。

「まぐる笛」
山奥にまぐるという化け物が夏の暑い日に出て、
人間を食らう。
その退治に、
女で才能があり、
特別に選ばれた人がなる。

「節気顔」
節句の日に、
死人の顔になるという叔父の話を姪がする。

どれも怖い話だが、
ひとつずつ短編のように読めるので、
読みやすい本でした。

お勧めします。

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JUGEMテーマ:小説/詩
posted by: 本の虫 | 小説(作者ま行) | 23:08 | comments(0) | - |

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