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眩(くらら)

評価:
朝井 まかて
新潮社
¥ 1,836
(2016-03-22)

朝井まかての「眩(くらら)」を読みました。

浮世絵師の葛飾北斎の娘の物語です。

90歳過ぎまで生きた父親の弟子として、

絵をずっと描き続け、

結婚もしたが、

出戻りをして、

恋する男もでき、

波乱万丈に生きた。

甥っ子のためにいつも借金をして、

貧乏暮らしをしている。

金に対する欲はなく、

ただ描き続けていたい。

 

葛飾北斎のことは、

さほど知らなかったが、

葛飾北斎の絵について、

詳しく物語として、

描かれていることに、

感激した。

まるで、

その時代に描いている北斎や娘を見ているような錯覚になるほど、

作者の文才がすばらしいと思った。

 

今の時代はその頃とまるで違うが、

生き方について、

学べることが多々あった。

 

甥の育て方を振り返って、

子育てを学んだし、

自分の生き方の参考にもなった。

 

歴史上の人物を物語の主人公に変えてしまうところがおもしろかった。

 

 

posted by: 本の虫 | 小説(作者あ行) | 10:39 | comments(0) | - |

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