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向田理髪店

評価:
奥田 英朗
光文社
¥ 1,620
(2016-04-19)

奥田英朗さんの「向田理髪店」という小説を読みました。

 

短篇集ですが、

主人公はみんな同じです。

 

北海道の破たんした元炭鉱の町の物語です。

 

奥田英朗さんの小説は好きです。

 

どこかとぼけた内容なところがあるので、

最後にどんでん返しがあるかもしれないので、

最後まで気を抜かずに読みたくなります。

 

私はハッピーエンドが好きなのに、

変な終わり方をするかもしれないので、

目が離せません。

 

「向田理髪店」

帰ってきて、

理髪店を継ぐという息子のことが心配で、

自分の息子とダブりながら読みました。

「祭りのあと」

病気で倒れた父親と、

家族の物語です。

町の人たち、

特に理髪店の店主がいろいろ心配する。

「中国からの花嫁」

外国からの花嫁で、

騙されてお金だけ持って行かれた話を現実によく聞くので、

物語はどんな話にも作れるので、

ひやひやしながら読みました。

私はしあわせな結末になって欲しいと思いながら読んでいます。

 

「小さなスナック」

東京から戻ってきた早苗ちゃんのスナックは大繁盛ですが、

早苗ちゃんの経歴が気になる。

男たちがみんなだまされたりしないか心配しながら読みました。

 

「赤い雪」

映画がこの町にやってくる。

美人女優も来て、

どうなることやら。

 

「逃亡者」 

この町の息子が東京で事件を起こして、

指名手配になる。

田舎町はすぐにニュースが広がり、

その家がすぐにわかる。

家族はたいへんだ。

 

最近ありそうな事件も絡めて、

おもしろい物語になっている。

好きな小説です。

posted by: 本の虫 | 小説(作者あ行) | 13:21 | comments(0) | - |

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