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まひるの月を追いかけて (文春文庫 お 42-1)

月恩田陸の作品は『夜のピクニック』を読みました。
夜のピクニックはたった一日の出来事なのにドキドキして読みました。
映画にもなりました。
夜のピクニックがよかったので、恩田陸の作品は安心して読めました。
この本は人殺しは無いけど人が死んでいくので、
ミステリーぽいドキドキ感を味わうことができます。
家庭の愛情に恵まれない3人(1人、2人)の同級生と、
の異母妹が関わる話です。
2人の内の1人が死ぬ所から話が始まっていきます。
妹が主人公です。
行方不明のを捜す旅行ということで、
妹が面識の無いから、奈良行きの旅行に誘われます。
恩田陸の小説は時間に余裕のある時に読むのがオススメです。
小説の世界に引き込まれます。

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posted by: 本の虫 | 小説(作者あ行) | 19:20 | comments(0) | - |

やさしい生活やさしい時間 vol.3 (3)

モデルでデザイナーの雅姫さんの本です。
写真と短い文章の雑誌です。
カラー写真はナチュラルで見るだけで癒されそうです。
 ☆ コサージュ
 ☆ ポストカード
 ☆ 雑貨
 ☆ スープのある食卓
 ☆ マドレーヌの絵本
 ☆ 整理整頓
 ☆ ハンカチーフ
 ☆ パリの一日

コサージュのページにはパリのコサージュ屋さんが写っています。
コサージュというのは、
式の時くらいしか使い道を思いつかなかったのですが、
今は鞄に付けたり、若い人の間で流行っていますね。
パリには専門のお店まであるとは知りませんでした。
男の職人さんがいます。
おしゃれだぁ。

便箋ポストカードも私は大好き。
パリを行き来するような人のコレクションは見とれてしまう。
女マドレーヌという絵本はシリーズで出版されている人気の絵本です。
もちろん我が家にもあります。
マドレーヌといういたずらな女の子の話です。
ぬいぐるみなどで飾ったインテリアが素敵です。
ホットコーヒー雑貨スープ食卓ハンカチーフパリなどの言葉使いを見ると、
おしゃれな女性なら、この本を手にとってみたくなるでしょう。


posted by: 本の虫 | 雑誌 | 15:53 | comments(0) | - |

千の風になって ちひろの空


評価:
新井 満,いわさき ちひろ
講談社
¥ 1,050
(2006-08)
カラオケ『千の風になって』は秋川雅史さんの歌で有名になりました。
図書館の児童書コーナーでこの本を見つけました。
作者不詳の英詩を新井満さんが翻訳しました。
この詩は死んだ人の方向から書かれています。

  私のお墓の前で  泣かないでください
 そこに私はいません  眠ってなんかいません
     千の風に  千の風になって
 あの大きな空を  吹きわたっています
 
 この詩が、いわさきちひろの絵に書かれています。
いわさきちひろの絵は静かで色がきれいです。
遠くを見つめている瞳が寂しげだとあとがきで、
新井満は言っています。
この本は、英詩と、楽譜も載っています。
寂しい気持ちの時にしっくりくる本です。
手元に置きたくなる大きさできれいな本です。
A5判サイズです。


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posted by: 本の虫 | 絵本 | 20:49 | comments(0) | - |

きょうの猫村さん

評価:
ほし よりこ
マガジンハウス
¥ 1,200
(2005-07-14)

にゃーこの本は、ネットで連載されていた漫画です。
名前だけは知っていましたが、内容は知らなかったので、
読んだら、おもしろかったです。
旅行疲れか、暑さのせいか、眠くて疲れてます。ダウン
朝から、ぐたーっとしていたら、娘が、この本を2冊貸してくれました。
友人から借りたそうです。
先に読ませてくれました。
なんと、やさしい女の子娘でしょう!
本の内容は、おもしろくてにひひ、一息に、2冊読み終わりました。
捨て猫が、やさしいぼっちゃんに拾われて、家事を覚え、
家政婦になったお話です。
すなおなやさしい気持ちで人に接すると、
いい方向に向いていくというところが、読んでいて癒されます。
読み終わったら、元気になって、仕事が、はかどりました。
お疲れの人にオススメです。アップ

 
posted by: 本の虫 | マンガ | 11:17 | comments(0) | - |

寄る辺なき時代の希望

寄る辺なき
読書「寄る辺なき時代の希望」
   田口ランディ
    春秋社
   ☆☆☆☆

ブログ巡りをしていたら、田口ランディが面白いという記事を見つけました。
名前を聞いたことはあったのですが、
どんな内容を書く人か知りませんでした。
とりあえず一冊を読んでみようと思い、
図書館で予約可能な本を借りてみました。
2006年に書かれた本です。
変わった名前の作者は女性でした。
「人は死ぬのになぜ生きるのか」が副題となっています。

☆ 人はなぜ、必ず死ぬのに生きるのですか?
  困った時は旅に出なさい。
  あなたは頭で考えすぎです。
  諸国を漫遊したらどうですか。
  肝心なのは答えをだそうとしないことです。
 
☆ 老いという希望
「人生とは何か」、「何が幸福なのか」を、
スウェーデンの介護と日本の介護を比較しながら考えさせてくれます。
「やってみてだめだったら別のことをする。
 やってみなくてはどうなるかわからない。」
スウェーデンで出会ったホームヘルパーの女性は行動的です。
私もこの考えが好きです。
やらないであれこれ考えてるのは時間がもったいない気がします。
 
☆ べてるの家という希望
べてるの家とは精神科を退院した人たちが共同で作った社会福祉法人です。
北海道にあります。
べてるの家のホームページは http://www18.ocn.ne.jp/~bethel/ です。
作者はこの家を見学に行って、
家族のトラウマを徐々に受け止められるようになります。
このページで見つけた素敵な言葉は、たくさんありました。

「友達になろうと握手をする。
しばらく経って、相手が覚えてなかったらまた最初から友だちになればいい」
人との関わりは、相手はこうしてくれなかったと責めるより、
初めて会った時のように、最初からやり直せばいい。
この本を読んでいると、
『人からどう思われているのだろう』ということが、
どうでもいいことのように思えてくる。
その部分がとても好き。

カチンコドラマを思い出しました。
喧嘩した男女が再開して、
「はじめまして、○○です。」
と、名乗りあってやり直すシ−ンがありました。
ちょっとおしゃれだと思いました。

コペルニクス的転回
世界は変わらない、見方が変わっただけだ。
人を変えることはできないけど、
自分が変わると相手に対する見方が変わってくる。
くよくよしていいんだ、みんなくよくよしている。
このページでは人との関わり方を学べました。

☆ 核の時代の希望
運命に逆らわずありのままに受け入れる強さを、
科学に頼りすぎた私達は失くしている。

☆ 水俣という希望
水俣病患者との出会いも向こうからやってきました。
オーラの泉風に言うと、偶然ではなく必然です。
このページにもいい言葉が出てきます。
読む人によって、見つけられると思います。

☆ 死の向こう側へ
人はどうやって生まれたかをじっくり考えて命について考える機会を与えてくれます。

以上のような内容で書かれています。
生きることがラクになる言葉が、
たくさん書かれている本です。
普通の女性の話し言葉で語られているようで読みやすい本です。
posted by: 本の虫 | エッセイ | 08:54 | - | - |