スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

posted by: スポンサードリンク | - | | - | - |

空中スキップ

評価:
ジュディ・バドニッツ
マガジンハウス
¥ 1,995
(2007-02-22)

ジュディ・バドニッツの小説です。
この本は「本の雑誌社」顧問の目黒考二という人がラジオで紹介していました。
人気の本らしいです。図書館で借りたら、予約の人がたくさんいました。
23の短編集です。
作者はマサチューセッツ州出身です。
 「犬の日」
戦争で近所の人がだんだんいなくなり、
食料も配給されなくなっていく。
仕事もなくなる。
汚い犬のぬいぐるみをきた男が犬になりきって毎日やってくる。
妄想のようなへんな話で読んでいると暗くなります。
目黒さんはラジオでこの話をうれしそうに紹介していたので、
文学好きな男の人には、ツボにはまる話のようです。

 「借り」
これはブラックユーモアな話で怖いです。
心臓病の母親に、
「心臓を提供しろと」周りの人たちから言われる話。
心臓を提供するなどありえない話ですよね。
周りから攻められている息子の話です。

 「秋冬ファッション・カタログ」
線路に縛り付けられている花嫁を救う花婿の写真が流行ります。
命がけの写真です。
男の思い込みと女の気持ちの違いなどが書かれています。

 「道案内」
劇場に行こうとした夫婦がなかなかたどり着けない話です。
夢の中のような話です。何かスッキリしない疲れが残る話です。

 「チア魂」
精霊(スピリット)の声が聞こえて、チアリーダーになる。
精霊が味方してくれるのでどんどん成功していき、
ナンバー2にまでなれる。
幸運を手に入れていくのだが、
だんだんくるい始めて、精霊に見放されたようになっていきそして・・・。

 「アートのレッスン」
ヌードモデルをデッサンしている教室の話。
モデルと生徒が交換する。
終わりはたいへんなことになる。

 「イェルヴィル」
娘が連れてきた男はイェルヴィルという町に住んでいた。
一風変わったイェルヴィルの話をする男。
それを聞いている父親と母親と妹。
父親は話の内容にいらだってくる。
最後の手紙にはオチがある。

 「アベレージ・ジョー」
私はこの話が一番好きです。
国の中で統計的に平均値の男に、大企業から電話がかかってきたり、
大統領が会いに来たりします。
平均的な国民の意見や考えを聞きたがります。

 「飛ぶ」
女が建物の上からとびおりる話。
短い話です。

 「作曲家」
趣味でピアノを弾いていた父親が病気で死んでから、
母親は元気を失った。
幼い息子がピアノを弾く音を聞いてからは、
息子にピアノを習わせてすこしずつ元気を取り戻していった。
息子は母のために作曲をして有名な作曲家になったが・・・。

 「公園のベンチ」
昼休みの妄想のような話。

 「百ポンドの赤ん坊」
二人目の赤ん坊を産んでから動かなくなった母親がどんどん太っていく。
父親と不仲になっていく。
一人目の息子の目線で見た話。

  「本当のこと」
二人姉妹の姉の方の話。
田舎のコーヒーショップでバイトをしている姉のお腹が大きくなってきた。
真実は・・・。

 「お目付け役」
姪のデートにお目付け役で付いてきたおばの話。

 「バカンス」
男女が旅行に出かける。
バスに乗り合わせた変わった人たちとの出会いが、
心に残る。女の目線で書かれている。

 「スキン・ケア」
皮膚病にかかった妹と、家から出られなくなった姉の話。

 「生まれない世界」
子供が生まれなくなったらどうなるのかという話。

 「レクチャー」
新しい先生に対して、ここの学校の生徒についての対応の仕方を話す。

 「電車」
電車に乗り合わせた人たちの事情を順繰りに物語る。

 「パーマネント」
死に化粧の話。

 「ブルーノ」
アパートの隣人のこと。

 「焼きつくされて」
嫉妬深く愛された話。

 「ハーシェル」
赤ん坊作り職人ハーシェルの話。

短編集は読みやすいものですが、
外国人のブラックユーモアはよく理解できないので、
読むのに疲れました。
やっと、読み終わった感じです。

人気ランキング
1日1回クリックお願いします。
posted by: 本の虫 | 小説(外国人) | 19:51 | comments(2) | - |

ぼくを探しに


評価:
シェル・シルヴァスタイン,倉橋 由美子,Shel Silverstein
講談社
¥ 1,575
(1979-04)
ブログ巡りをしていたら、
『続ぼくを探しに』を紹介していました。
まだ『ぼくを探しに』を手に取ったことがないのでこの本から読んでみました。
写真のように表紙は白地に黒の絵のシンプルな絵本です。
この頃は、絵本は子供が読むためだけの本ではないですね。
特にこの本は中味も表紙と同じように絵も字もシンプルなので、
読み方、とらえ方によっては今の気持ちを汲み取ってくれる本です。
表紙のように、
ぼくは丸として見ると、
口の部分に当たる所が欠けています。
だから、コロコロと速くころがれません。
なにかがたりないぼくは、
足りない部分を探しに出かけます。
ゆっくりと探します。
見つけたと思って話しかけて試してみますが、
なかなかしっくりいきません。
とうとう見つけますが・・・・

まるで人生のようです。
満足できなくて、探して、手に入れたけど、
これでいいのかなぁと、考え方が変わっていきます。
考え方が変わることは成長でもあります。

絵本なのにハードカバーの小説のように厚くて重いです。
大切に扱いたくなる本です。

落ち込んだ時と、元気な時では解釈の仕方が違ってきそうです。
若い時と年をとってからでも変わりそうです。
シンプルな内容はその時々の気持ちで読めるので、
近くに置いておくのは良いですね。

人気ランキング
1日1回クリックお願いします。
posted by: 本の虫 | 絵本 | 08:33 | comments(2) | - |

ひとり日和

評価:
青山 七恵
河出書房新社
¥ 1,260
(2007-02-16)

青山七恵の小説です。
この本は2007年の芥川賞を受賞しています。
主人公の三田知寿は性格がひねくれた子です。(私の感想)
両親は離婚して、学校の先生をしている母と二人暮しでした。
母が中国に転勤になるので、
日本に残る知寿は、母の親戚の家に居候をします。
この時は高校を卒業して大学には行かずにフリーターをしています。
100万円を目標にお金を貯めています。
コンパニオンという宴会の酒を注ぐ仕事や駅の売店でアルバイトをします。
性格が陰気です。
世話になっている一人暮らしのおばあちゃん(荻野吟子)に対しても、
時々意地悪なことを考えます。
人の物を盗む癖もあります。
彼氏にはふられます。
相手に新しい彼女ができるパターンで2度もふられます。
やる気もないし、自分に自信もないので魅力がないです。
若い人は自信がないからすぐ体を許すのでしょうか。
女はもっと自分を大切にした方がいいです。
テレビや雑誌などマスコミに影響されて、
自分の体を大事にしないのが流行りと思ってはいけません。
安売りしない方が魅力的です。
などと関係ないことに怒りを覚えながら読みました。
いやな女の子だと思いながらも、
話の持っていき方が上手なので引き込まれて読みました。
いやな女の子ですが、
小さな思いやりも持っています。
心の中では意地悪なことを考えますが、
意地悪な言葉は言わずに飲み込む所があります。
高校を卒業した年齢でお世話になっていたら、
挨拶をきちんとしたり、
手伝いを率先してやったり、
おばあちゃんの喜びそうな話題を探したり、
もうちょっと大人の礼儀ができないものかと思います。
私は小学校の頃の夏休み中に毎年、
親戚の家にお世話になった事がありますが、
その頃の私のように何も気を使っていません。
日本人の精神年齢が、下がっているのでしょうね。
子供の頃に家の手伝いをしないからでしょう。
あっ、またまた違う怒りを書いてしまいました。
というようなひねくれ屋で、気の効かない子です。
人に気を使わないと、
話題を探せないようで、
彼氏といてもセックスをするくらいで話題がありません。
それではふられるのもしょうがないと思います。
自分に興味がないので、
人にも好奇心が湧きません。
外見が良いとか、そばにいてくれるから好きということで、
彼氏に執着しているけれど、
自分は好かれていないと追い込んで、会わなくなったりします。
これは若い頃はみんなこんな気持ちで恋愛をしているのかもしれません。
吟子さんはアドバイスや体験話をくどくど話さない人です。
大きく受け入れる人です。
この子には合っています。
この家を出て行ってからも、
相変わらずこの子は人に優しさを伝えるのが下手です。
手紙は書くのに出さない子です。
出さなかったら相手に優しさが伝わらないよ!
私なら、こんな余計なおせっかいばかりしたくなります。
私のそばにいなくてよかったですね。
私のそばにいたら、小さい頃から性格が違っていたでしょう。
読み終わった後は、こういう人もありかなと思いました。
後味の良い小説です。
女性にオススメの本です。

人気ランキング
1日1回クリックお願いします。
posted by: 本の虫 | 小説(作者あ行) | 08:29 | comments(0) | - |

コルセット


評価:
姫野 カオルコ
新潮社
¥ 1,365
(2006-09-21)
姫野カオルコの本を読むのは2冊目です。
この本は、4つの短編が入っています。

 反行カノン
 フレンチ・カンカン
 三幕アリア
 輪舞曲

この短編は登場人物が繋がっています。
ロンド形式で前の話の文章が、
次の話の最初に書かれています。

登場人物は、どの話にも藤沢さんが出てきますが、
藤沢さんは同じ人ではありません。
他の話で主人公だった人が脇役になって登場してくるので、
大まかな繋がりがわかります。
どの話にもXという人とXXという人が出てきますが、
他の話でどの位置にいた人なのかなんとなくわかります。
いろいろな細工をしているので、
読んでいるうちにこんがらがってくることがあります。
もっと、素直な書き方でわかりやすい文章の方が私は好きです。
内容はおもしろいのに読むのに疲れます。
短編が繋がっていて、いろんな人の目線から見た話の方式は、
山田邦子の本で初めて出合っておもしろい方式だと思いました。
名前を隠しすぎるのは読みにくいです。
文章もあいまいにして想像させるところが、
読んでいて疲れます。

話好きなおばちゃんと話していて、
「あのひとが、あれでああなのよぅ。」
などという話を聞いているときのように、
私の頭の中でうずをまいてしまいそうです。

お金持ちの階級の人たちの話なので、
漫画を読むときのように、
空想をしながら読みました。
男同士や、年下の男の子(高校生)とお金持ちの夫人の恋愛などが書かれていました。
この本から読みを覚えた漢字は、
「瑪瑙」= メノウです。
『三幕アリア』に出てきました。
軽い内容なので、気楽に読みたいときにオススメします。

人気ランキング
1日1回クリックお願いします。

posted by: 本の虫 | 小説(作者は行) | 07:23 | comments(0) | - |

ロック母


評価:
角田 光代
講談社
¥ 1,365
(2007-06)
この本は短編集です。
角田光代が1992年から2006年に書いた物です。
この中の『ロック母』が32回川端康成文学賞を受賞しました。

『ゆうべの神様』
『緑の鼠の糞』
『爆竹夜』
『カノジョ』
『ロック母』
『父のボール』
『イリの結婚式』

『ゆべの神様』は、
主人公のマリコの両親は派手な夫婦喧嘩をすることで有名になっている。
母親は田舎の土地に馴染めなくて夫に不満をぶつける。
口で反撃するのが下手な父親は、暴力をふるう。
20年も派手な夫婦喧嘩をしていて、
近所の人にはよそ者扱いされている家族。
マリコも肉屋の店主に冷たい扱いを受けたり、
近所のおばさん連中に、うわさの的にされている。
母親の不満が家族の不満を呼び起こしてくるのだなぁ。
しあわせになれない人の定理を見たような気になる内容です。

『緑の鼠の糞』は、
バンコクに来て知り合った日本人のコウちゃん(サカグチコウイチ)との、
なげやりな日々の話。
暑過ぎる国で、二人で競い合って食べた唐辛子の名前が「鼠の糞」。
形が似ているそうだ。
世界一からいそうだ。

『爆竹夜』は、
旧正月にひとりで上海に来た日本人の若者が受けた不満だらけの待遇を綴っている。
逃げ道の無い若者。
悪い夢を見たような感覚の話です。

『カノジョ』は、
先妻を追い出して新しい妻になろうとしている若い女が、
先妻の生き霊に悩まされる話。
全然怖くない話です。

『ロック母』
妊娠して島に帰ってきた娘が両親に温かく迎えられるのを期待していたのに、
母親は、娘が高校の頃に聞いていたCDを大音響で聴き、
家事をしなくなっていた。

『父のボール』は、
「不幸はボールのように、坂をころがって、上の家から下の家にやってくる。」
そんな事を言う父親の行動を憎み、家族がばらばらになる。
兄は行方不明、母は死ぬ。

『イリの結婚式』は、
仕事で中国を訪問中、
漢族のガイドとウィグル族の通訳の毎回の喧嘩を見て、
自分が婚約していた日本の彼を思い出す。

どれも喧嘩があり、相手のどこが気に入らないのかが書かれている。
角田光代は不幸な人たちを書くのが上手なのだろう。
幸せになれない人の定理をみて、
私は周りの人に言葉で優しくしようと思った。
母親に愛されているかどうかで運命が変わってくる。
愛しているのに子供には伝わらない場合もある。
何歳になっても子供を変えることができるから、
母親にはおばあさんになってもいいから、
「おまえが大切だ」と伝えて欲しいと、この本を読んで思った。
作者はこの本の中でそんな事はまったく書いていない。
読書は人それぞれのとらえ方でいいよね。

人気ランキング
1日1回クリックお願いします。




posted by: 本の虫 | 小説(作者か行) | 05:48 | comments(0) | - |

ちいさな刺しゅう


評価:
佐藤 ちひろ
日本放送出版協会
¥ 1,890
(2006-06)
先日も刺しゅうの本を紹介しましたが、こちらも30代の姪が持っていた本です。
刺しゅうの図案は本当に小さな物です。
これならすぐ仕上がります。
だって、実物大が2〜3cmなのですよ。
かわいい〜。
テディベアの刺しゅうは3cm位の大きさですが、
綿も入っているので小さなぬいぐるみのようです。
作り方はちょっと難しそうなので、
初心者の私には無理そうですが、
眺めているだけでかわいいです。
羊と、かえると、つばめと、雪だるまが簡単そうなので、
携帯ポーチに刺しゅうしてみようかしら。

人気ランキング
1日1回クリックお願いします。
posted by: 本の虫 | 趣味の本 | 08:28 | comments(0) | - |

最愛

評価:
真保 裕一
新潮社
¥ 1,575
(2007-01-19)

真保裕一という人の作品は初めて読みました。
この人は、
『連鎖』で江戸川乱歩賞、
『ホワイトアウト』で吉川英治文学新人賞、
『奪取』で山本周五郎賞、日本推理作家協会賞、
『灰色の北壁』で新田次郎文学賞を受賞しています。

『最愛』は推理小説であり、恋愛小説でもあるおもしろい話です。
2007年1月に発行されています。
「最愛」とは、誰が誰をなのかが、最後にやっとわかります。
話は小児科医の主人公(押村悟郎)が勤務する病院の風景から始まります。
彼女(二宮真尋)とのデート中にかかってきた警察の電話が事件の始まりを告げます。
何年も会っていない姉が銃で撃たれました。
危篤の姉が巻き込まれた事件を解明しながら、
いろんな事がわかってきます。
厚い本ですが、内容が面白いので集中して読めます。
前に書かれていることが伏線になっています。
ドラマのようです。
いろんな賞を取っている人なので書き方が上手だと思います。

人気ランキング
1日1回クリックお願いします。
posted by: 本の虫 | 小説(作者さ行) | 18:33 | comments(0) | - |

センセイの鞄

評価:
川上 弘美
平凡社
---
(2001-06)

川上弘美の小説です。
『センセイの鞄』は2001年に谷崎潤一郎賞をとっています。
テレビドラマでは、久世光彦演出で、小泉今日子、柄本明が演じていました。
私は見ていませんが、主人公の女の人は、小泉今日子や、深津絵里をイメージして読みました。
今度映画を作るなら、私の願望では深津絵里に演じてもらいたいです。
主人公の女性の名前は大町月子です。
センセイの名前は松本春綱先生です。
年をとった真面目な人との真面目な恋愛はこんな風にゆったりしていていいと思いました。
若い頃にこの本を読んだら、まどろっこしくて途中で投げ出したかもしれません。
シンプルで、おっとりした酒好きな女の人の恋愛が理解できる年になりました。
文中の会話などの言葉が深津絵里の声で入ってくると、読みやすいです。
これは私流の読み方です。
小説の中のふたりは時間をかけてゆっくりと恋愛していきますが、
応援しながら読んでしまいます。
恋愛の条件は居心地がいいことですね。
国語のセンセイは所々で国語の話をします。
「袖すりあうもたしょうの縁」
たしょうは「多生」で、
前世で縁があったということだそうです。
多少」で「ちょっと」と解釈していました。
この本は、女性にオススメします。
できれば30歳を過ぎた女性におすすめします。
私の評価は☆5つです。

人気ランキング
1日1回クリックお願いします。

posted by: 本の虫 | 小説(作者か行) | 14:55 | comments(2) | - |

毛糸の刺しゅう―かわいい小ものとサンプラー

30代の姪の家におじゃまして、この本を見つけました。
小さな刺しゅうが流行っていますが、私は見るだけです。
おおざっぱな性格のためか、
満足できる仕上がりができません。
特に面をうめる刺しゅうが苦手です。
でも、毛糸ならウィンク
糸が太いので私にもできるかもしれない。
そのうえ、温かみがあっていい。
図案は、
花や動物や、靴下なども・・・。
北欧風の図案もあって、おしゃれです。
くるみボタンに刺しゅうしたのもありました。
毛糸でも小さな物に刺しゅうできるんだ!!
羊の刺しゅうをバッグにしてみようかな。
この本を見ていたら、なんだか楽しくなってきた。楽しい

人気ランキング
1日1回クリックお願いします。
posted by: 本の虫 | 趣味の本 | 19:07 | comments(0) | - |

指輪をはめたい

評価:
伊藤 たかみ
文藝春秋
---
(2003-10-08)

伊藤たかみの小説を読むのは2冊目です。
軽く読めそうなので読んでみました。
「指輪をはめたい」の意味は結婚をしたいということです。
結婚をしたいという話は女の場合が多いですが、
この話は30歳を目前にひかえた男です。
同棲していた女に出ていかれて、
その女を見返してやるために、
今付き合っている3人の女の中から結婚相手を探す話です。
実の無い話でした。
子供の頃に母に出て行かれたことなども絡んでいます。
途中に出てきた女の子の正体がよくわかりませんでした。
最後もこれからどうなるのかよくわかりません。
というのも、一時的に記憶を失くしているところから始まり、
デジャビュや、バーチャル・リアリティなどの言葉でおおっているので、
話を作り過ぎているようでよく理解できませんでした。
あまりオススメの作品ではありませんが、
退屈をうめる時に読むのはいいと思います。
軽く読める若者向きな小説です。

人気ランキング
1日1回クリックお願いします。

posted by: 本の虫 | 小説(作者あ行) | 05:48 | comments(0) | - |