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2008.06.30 Monday
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ターシャ・テューダーの世界―ニューイングランドの四季
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謹んでご冥福をお祈りします。
挿絵画家であり、絵本作家です。
クリスマスカードなどで、
目にふれている人も多いと思います。
表紙の写真のように御高齢でしたが、
カントリーなガーデニングをして過ごしていました。
NHKテレビでその様子が紹介されたり、
「私のカントリー」などでも紹介されているようです。
ドールハウスやパッチワークやガーデニングなど、
カントリー好きな人にはあこがれの存在でした。
私も偶然にこの本を見つけてからとりこになりました。
この本は写真集で、
一緒に暮らしているコーギー犬やネコ、鳥、ヤギなども登場してきます。
どの写真も物語のように美しい景色です。
彼女が描いた絵や手作りの人形、
ひ孫さんなど子どもも出てきます。
衣装も開拓時代のような素敵なワンピースです。
庭の写真がきれいでこんな場所に旅行してみたいです。
景色の写真集は開いていると、
心が優しくなってくる。
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2008.06.29 Sunday
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フラミンゴの家
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伊藤たかみの小説です。
主人公の正人の母親は、
田舎で飲み屋やパチンコ屋を経営している商売上手な女である。
晶という12歳の子が正人の娘。
離婚して妻が育てていたが、
妻が癌で入院するため、
夏休みの間、預かる事になる。
正人は都会の大学を出て、
翔子と知り合い結婚し、
晶が生まれたが、
商売の事で夫婦喧嘩が絶えなくなる。
離婚して親権を放棄し、
田舎に戻ってくる。
母親の経営する飲み屋の2号店を任されている。
子供の頃からの友人高井戸や、
用心棒のたあ坊、
弟の龍二、
彼女のあや子などみんなが人の良い仲間で、
晶もだんだんに打ち解けていく。
最後は読みながら自然と涙が出てきてしまった。
おもしろい小説でした。
この本はオススメします。
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2008.06.28 Saturday
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かわいい切り紙レッスン―つくり方の基礎から楽しむアイディアまで (セレクトBOOKS)
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先日紹介した切り紙の本のページの約束通り、
さっそく母に切り紙のハガキを作って出しました。
この本は、表紙から洗練されていて、
その上かわいいです。
連続模様が多いです。
カードに使えます。
この本を買った理由は、
また馬がいたこと、娘の好きなデザインのうさぎ、王冠、星が載っていたためです。
切り紙は切るだけでなく、
どんな風に活用できるか見本が載っています。
最近使わなくなったプリントごっこで封筒と便箋を作ったり、
モービールにしたり、
カードにしたり、
生活の中で楽しめる例が載っています。
美術的なことが好きな人は、
新しい、古いに関係なく手作りすることを楽しんでいますね。
包装紙を使ったり、
無印良品の紙袋を使ったりして、
模様の出具合を楽しんでいます。
身近な材料ですぐ始められる所が切り紙の良いところです。
今度もまた、
母にハガキを作って出そうと思います。
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2008.06.26 Thursday
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かんたん、ふしぎ。切り紙ブック―折って切り込みを入れるだけ。素敵にひろがる美しいかたち! (実用BEST BOOKS)
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評価:
イワミ カイ
日本文芸社
¥ 998
(2007-10)
たまたま本屋に無かったので、
違う切り紙の本を3冊買ってしまいました。
この本は値段の割に良い本です。
表紙もかわいい。
花のような星のような形が載っています。
連続模様もある。
食べ物や動物もあるので、
カードを作る時にテーマに会ったカードが作れる。
この本を買うきっかけになった絵は、
「メリーゴーランド」です。
私は午年なので、
馬グッズが大好き。
馬関連の絵には目がない。
買ってから眺めているだけで、
まだ、何も作っていない。
こういう本は作らなくては意味ないよね。
宝の持ち腐れになってしまう。
そうだ!今日、母にカードを送ろう。
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2008.06.25 Wednesday
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なぎさボーイ (集英社文庫―コバルト・シリーズ)
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氷室冴子さんの小説です。
氷室冴子さんが亡くなったことを新聞で知りました。
ご冥福をお祈りします。
名前は聞いたことがありましたが、
どんな小説を書くのか知らなかったので初めて読んでみました。
たくさんの本が出ていましたが、
作者紹介に出ていた「なぎさボーイ」から読んでみることにしました。
昭和59年に出版された本です。
20年以上も前の本ですが、
面白かったです。
古い言葉が時々出てきました。
古くなった若者言葉を聞くのはちょっと恥ずかしい気もしました。
内容は中学3年から高校1年にかけての男女グループの友情と愛情の話です。
主人公のなぎさは童顔で身長は低いが、
男気があって、女性にも男性にも好かれる。
255ページもある長い話だが、
恋愛ドラマを見ているようで読みやすかった。
私の中では、
古畑任三郎中学生を演じた山田涼介くんがイメージかな。
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2008.06.21 Saturday
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たまちゃんの実家―収納と掃除がたのしくなるひらめきハウス
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この本は大阪の茨木市に住む主婦が書いた本です。
自宅で収納見学会を開いてしまうほど収納に工夫を凝らしている主婦です。
以前図書館で偶然に見つけた2巻を読んで、
最初に出したこの本を読みたくなりました。
やっと手元に届いたので読んでみて感動しました。
収納だけでなく、
環境の事もわかりやすく書いた本で、
私達が身近にすぐできることが書かれています。
なぜ環境の事を考えなくてはいけないのかが簡単に書かれています。
日本人でオゾン層について考えている人など本の僅かでしょう。
人間は3mmの厚さのオゾン層があるために、
紫外線から守られて生きていられるそうです。
オゾン層がなくなったら生きていけないそうです。
フロンがオゾン層を破壊する事は知っていましたが、
スプレー缶だけでなく家電製品にも使われているそうです。
破壊されるのをくいとめなければ、
破壊が広がっていきます。
自分の身に振りかかるまでのんきに贅沢をしていてはいけないと思います。
他にも温暖化のこと、海が汚れていることなど心配です。
これらのことはいずれ自分達に振りかかってきます。
「自分さえ楽しければいい」ではなく、
自分にできる「自然環境を壊さない行い」をしていきたいと思っています。
この本を読んで考えた事は、
人を招いて、
家の中で実践しているエコなことを紹介したいと思いました。
そのためには家をきれいにしなくてはと思い、
さっそく流し台周りをストッキングで編んだアクリルたわしで掃除してみました。
本当に洗剤を使わなくてもきれいに落ちました。
この本を読んで、
皆さんも身の回りのエコを考えてくれたらうれしいな。
「みんなで守ろう地球の未来」
なんてね。
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2008.06.20 Friday
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バッテリー〈4〉 (角川文庫)
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あさのあつこの小説です。
NHKテレビで「バッテリー」のドラマをやっていましたが、
先週が最終回でした。
「バッテリー」は6まで出ていますが、
ドラマはこの「4」までの内容でした。
「4」は表紙の絵が物語っている内容です。
表紙の絵はキャッチャーの豪です。
横手第二中学校の門脇秀吾という全国大会レベルのバッターとの関わりで、
豪と巧の関係がまた成長していきます。
最後の回想場面もテレビドラマの中では写真として出てきました。
NHKドラマは再放送をすることがあるので、
見ていない人は次回にみるといいです。
登場人物はうまく探したというほどぴったりでした。
ドラマで内容がわかってしまってから読みましたが、
ドラマとは違う部分も多かったので、
飽きずに読めました。
あさのあつこの文章は読者を惹きつけます。
まだ読んでいない人は「1」から読んでみてください。
男女を問わず、読み始めたら惹きこまれると思います。
さて私は、次は「5」を読もう。
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2008.06.16 Monday
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ボーイズ・ビー
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桂望実の小説です。
久しぶりにおもしろい小説を読みました。
70才のおじいさんと小学6年生の交流が描かれています。
主人公の少年、川畑隼人には一年生の弟がいます。
母親を2ヶ月前に亡くして、
消防士の父親と3人暮らしです。
母親の死を理解できない弟のことで悩んでいます。
弟の絵画教室の送り迎えで知り合ったおじいさんの名前は栄造です。
栄造は手作りの靴を作っている職人です。
本人は以前のように思い通りの靴が作れなくなって悩んでいるが、
客からは履き心地の良い靴作りで尊敬されている。
栄造のアトリエの前の廊下で弟を待っている小学生のことが
気になりながら徐々に会話していき仲良くなっていく。
偏屈なじいさんと小学生の組み合わせは、
建物の住人たちの輪まで作っていくような、
心温まる内容です。
話がおもしろいし、
読み易いので、
短時間で読めました。
最後には感動で泣けました。
オススメの本です。
ドラマ化された時の配役は三國連太郎がいいです。
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2008.06.14 Saturday
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おひとりさまの老後
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頭の良い女性が砕けた言葉で書いている文章で、
そのユーモアはおもしろくないという文章はありました。
具体的に細かく分けて書かれているのに、
それほど、読みやすい文ではないので読むのに時間がかかりました。
盛りだくさんに書かれすぎていて、
そのことはもっと詳しく知りたいという話はスパッと終わってしまったりで、
消化不良を起こしそうな話がいっぱいありました。
なぜこの本が売れているの?
宣伝が上手だったの?
新しい題材とリアリティーがある人が書いたからなの?
などという疑問は残りましたが、
いろんな人の具体例がたくさん書かれています。
失敗例も成功例も書かれています。
今後の参考になることもありました。
この本の何よりも良いところは、
これからの人生の設計図を考えるきっかけになるところです。
成功した人の例が自分にとってよい例とは限りません。
成功とか失敗は満足か不満かです。
生きている時の暮らしだけでなく、
死んだ後の準備まで書かれています。
後に残った人が満足するように、
心遣いのことも考えさせられました。
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2008.06.06 Friday
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手紙 (文春文庫)
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最初に読んだのが「手紙」です。
毎日新聞に連載されていて、
どきどきしながら毎週読んでいましたが、
途中で、新聞を変えてしまったので、
続きが気になっていました。
本になってよかったです。
殺人事件を起こした兄と、
殺人者の弟の立場でつらい人生を送っている主人公。
被害者の立場の気持ち。
これらが書かれている。
事件は、被害者側の目でしか、
考えたことなかったけど、
角度の違う話を想像するのも大切。
殺人者になったら、
家族や親戚が迷惑を受けることを想像して欲しい。
若い人に読んで欲しいな。
この小説では、
殺人を犯した兄は、
弟の進学のためにお金が欲しくて一人暮らしのおばあさんを殺してしまった。
最初はお金を盗むだけのつもりだったけど、
見つかってしまったから殺した。
おばあさんがいなければよかったのに、
現れたおばあさんが悪いように思う気持ちが心の片隅にあるようだ。
自分は弟のためにやったことだから、
弟に嫌われるはずがないと思っている。
だから自分の様子を伝えれば弟は喜んでくれると思っている。
刑務所から頻繁に手紙を出す。
弟の方はその住所で刑務所からの手紙だとバレる。
殺人者の弟だとわかると就職もバイトも首になるので、
ひっそりと暮らしているのにいつも手紙からバレる。
読んでいて、
はがゆくなっていく。
この小説の良い所は視点が良い。
構成が良い。
読者の気持ちを引っ張る書き方が良い。
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