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失踪HOLIDAY

乙一の本を読むのは2冊目です。
この本には、2つの短編が入っています。

「しあわせは子猫のかたち」
この話は殺人事件が絡んでいます。
乙一の本で「フィルムの中の少女」が恐かったので、
この話も人がいる時に読み始めましたが、
出てくる幽霊は恐くない優しい子だったので、
一人の時にも読めました。
温かさもあるなかなかいい物語でした。

「失踪HOLIDAY」は6歳までは、
母子家庭で貧乏な暮らしをしていた女の子が、
母親の再婚でお金持ちの娘になり、
その後母親が死んで、
そのまま追い出されないので、
この家にいる。
ところが、義父が若くてきれいなキョウコと再婚をする。

キョウコとは仲良くなれないで家出をする。
父親の気持ちを確かめたくて、
帰るきっかけを逃している。
いったん家に帰るが家族はクリスマスの食事会で留守。
使用人のクニコだけが残っていた。
クニコの部屋は自分の部屋の真向かいにあるので、
自分の部屋にキョウコが勝手に入る現場を見つけるために、
この部屋に居座る。
そこで、
自分が誘拐される狂言を思いつく。

警察が来てしまって、
ますます帰れなくなる。

身代金の受け渡しまで出てきて、
ますます追い込まれる。
結果は?

狂言誘拐は、
警察を混乱させたことで、
バレると罪になる。

大勢の公務員を動かしたら、
相当お金かかるし、
家族の愛を確かめたいだけで、
こんな事をしたら大変なことだと、
若い人たちはわかっているのか心配になりながら読んだ。

最初の書き出しは、
幼い書き方で、
違和感があったが、
途中からおもしろくなって、
一気に読めた。


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posted by: 本の虫 | 小説(作者あ行) | 09:48 | comments(0) | - |

さみしさの周波数

乙一の小説です。
「泣ける本」のベスト10でこの本を見つけました。
泣ける場面はなかったのですが、
引き込まれる本でした。
「未来予報 あした、晴れればいい」
小学校の時に転校してきた古寺直樹は、
時々未来が見えます。
当たる時もあれば当たらない時もあります。
清水加奈と主人公の僕(小泉)は給食のパンを届けに行って知り合った。
古寺は転校が多いので、
学校にはあまり来ない。
時々彼の家にパンを届けに行った。
その時に古寺が、
「おまえたち、どちらかが死ななければ結婚する。」
と言ったので、ふたりで意識してしまう。
その後の二人は・・・。

「手を握る泥棒の物語」
主人公は優しくない父親から初めてもらった贈り物が時計でした。
主人公の誕生日に遅く帰ってきた父親は、
プレゼントがなかったので、
自分の腕にはめていた時計をくれた。

そのことが唯一の父親の良い思い出なので、
時計をコレクションするようになり、
会社を作って時計のデザインを始める。
売れなくて、
資金繰りに困っていた時に泥棒を思いつき、
決行する。
主人公の気持ちなって、
ドキドキして恐い。

「フィルムの中の少女」
殺人事件の話なので、
恐い。
ビデオフィルムの中に殺された少女が写っていたら恐いです。


「失はれた物語」
交通事故で植物人間状態になるが、
意識があり、
指が1本だけ動く。
目も見えないし、
耳も聞こえないが、
右手の感触だけわかる。
そんな世界も恐い。


どれも暗い話でした。
恐いのは嫌いなので読まないようにしていますが、
読み始めたら読み終わらない訳には行かないので、
人がそばにいる時に読みました。

あとがきには、せつない話を書いてくれと編集者に言われて書いたのは、
「未来予報」、
恐い話をたのまれて書いたのは、
「フィルムの中の少女」とありました。

作者の名前は、
otsu・ichiです。

文章の書き方はとても上手だと思いました。
読みやすいし、
物語の中に惹き込まれます。


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posted by: 本の虫 | 小説(作者あ行) | 13:03 | comments(0) | - |

スピリチュアルワーキング・ブック

「オーラの泉」というテレビ番組を観てから、
江原啓之の言葉のファンになりました。
良い行いをすることが回りまわって、
自分のためになるとか、
悪い行いをしたり、
人を傷つけることをしてはいけないとか、
普通のことを言っている部分が説得力あります。

私が江原啓之の話が好きなので、
夫がこの本を買ってきてくれました。
単純に、両替をしたくて買ったらしいので、
彼は興味を持ってないので読んでいないようです。

この本は項目別に書かれていて、
内容がわかりやすく、
頭に入ってきました。

私は今は仕事をしていませんが、
起業をしようか迷っています。
起業をしたら、
役に立ちそうな内容が書かれていました。

仕事をしなくても普段の生活の中でも役に立つ事が書かれていました。
「嫌いな人を好きになる必要はありません。
 ただ、少し心を配るだけで関係は驚くほどよくなります。」

他にも良い事がたくさんか書かれています。

そばに置いて、
その時に合った項目を読むと気持ちが落ち着きそうです。
この本は手元に置いて時々項目別に読みたい本です。
手元に置きたい本なので、
5つにしました。


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posted by: 本の虫 | 趣味の本 | 12:05 | comments(0) | - |

自分を磨く方法


評価:
アレクサンダー・ロックハート
ディスカヴァー・トゥエンティワン
---
(2005-08-18)
自己啓発本とか、成功本というジャンルの本です。
大きさは高さが20cm位の持ちやすい本です。
表紙の色が白で中表紙が赤でセンスの良い本です。
50項目の成功するためのアドバイスが書かれています。
こういう内容の本はたくさんあるので、
内容は目新しい物はありませんが、
この本の良い所は、
持ち運びできる軽量な所と身近に飾れるセンスの良い所です。
成功本は読んだ時は感動して、
アクションを起こすのですが、
しばらくすると熱が冷めていつもの自分に戻ってしまいます。
度々こういう本を読むとやる気が出てくるので身近に置ける本はいいと思います。

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posted by: 本の虫 | 趣味の本 | 08:31 | comments(0) | - |

肝、焼ける

評価:
朝倉 かすみ
講談社
---
(2005-11)

朝倉かすみの小説です。
短編小説集です。
「肝、焼ける」
年下の御堂くんと付き合っていた女が主人公。
御堂くんの北海道転勤を機に、
連絡が来なくなった。
年上だからこちらからは電話がしにくい。
落ち着いてからやっと連絡が入る。
こちらから電話をすると、
嫌がらないが喜びもしないような関係。
女の方は会いたいのを我慢していたのに、
そっけない。
とうとう北海道まで連絡もせずに会いに行ってしまう。
女がいるかもしれないと疑いを持つが、
部屋まで気軽に行けずに、
ホテルに泊まる。
(私はそんなに夢中になっていないよ)を漂わせながら電話したり、
会いに行ったりするから、
頭の中で妄想や言い訳が渦巻いてしまう。
素直に飛び込めない年上女の心情が書かれている。

「一番下の妹」
気持ちを素直に言えないで、
周りに気を使ってばかりいる20代の女。
40代独身の先輩が二人職場にいる。
田舎なので人数が少ない。
男を巡って二人の女が言い争いをするが、
すぐ冷静に仲直りする。
同じ男の元妻と現代の恋人。
それぞれ3人はしあわせな恋愛をしているようには思えない。
若い女は二人に気に入られようと、
片方に告げ口を言ってしまう。
後味は悪いが、
そんな姑息な手を使って言ってしまう女の心情が書かれている。
職場の三人の関係が姉妹のようなのでこの題名になっている。

「春季カタル」
昭和時代の近所の女医が、
「カタル」という言葉で病名を表していた。
「胃カタル」は聞いた事があるように思う。
主人公の女性は、
今で言う「花粉症」のような症状で、
子供の頃にその女医に病名を、
「春季カタル」と言われていた。
結婚が決まっているのに、
昔の男とホテルに行ってしまい、
男の言いなりになることに快感を覚えるような、
何を考えているのかわからないような女性。
今時は、こういう女性も受け入れられている。
昔だったら同性から非難されたと思う。

「コマドリさんのこと」
結婚したくてたまらないのに、
考えすぎて男にモテナイ。
お見合いも向こうから断られてしまう。
会社では、
理想のお嫁さんだと言われ続けていたのに、
誰とも付き合ったことがなく年をとってきてしまう。
一度目の見合いはこちらから断らなければ上手くいったかもしれないのに、
カッコつけすぎ。

「一入(ひとしお)」
20歳から13年間も一人の男(有賀)と付き合ってきたのに、
こちらから結婚しようかと言ったら、
考えさせてくれと言われてしまった女が主人公。
有賀くんに振られて落ち込んでいる時期に、
突然幼馴染の女から旅行に誘われて、
女二人の旅行をする。

どの話も、
もどかしい女が主人公。
私は気がないよという形を作りながら男と付き合おうとしている女たちだ。
明るくカラッとしていないジメジメした恋愛をする女。
コマドリさんも妹の方はカラッとしていて子供も二人いる。
時々恋愛のアドバイスをもらっている。

恋は駆け引きだけでなく素直も必要だと思った。


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posted by: 本の虫 | 小説(作者あ行) | 10:23 | comments(0) | - |

タニアのドイツ式部屋づくり

「門倉多仁亜」という字を見ると、
堅い字で男の人かと思いましたが、
「タニア」という女性です。
ドイツ人の母親と日本人の父親のハーフです。
シンプルなインテリアやドイツ料理も載せています。
パスタ料理が参考になります。

一番感動したのは、
日本に住むようになった母親の住居の工夫です。
収納のアイデアがすばらしいです。
自分でできない大工仕事などは信頼のおける人と仲良くなって、
手伝ってもらっています。
生活そのものが真似したい女性です。
母親の住居の収納アイデアが写真入りで載っているので、
そばに置いて参考にしたい本です。

レイアウトがきれいで持ちやすいサイズです。


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posted by: 本の虫 | 趣味の本 | 08:57 | comments(0) | - |

すっきり暮らす 新・収納テクニック

集英社のLEEの収納本で、
高さは大学ノートと同じサイズです。
本棚には収まりやすい高さです。

仕事を持っているおしゃれな女性が、
家の中の収納アイデアを披露してくれています。

シンプル・インテリアの例がたくさん載っています。
収納の本をたくさん見てきましたが、
この本の収納テクニックは特に参考になります。

ビフォー&アフターも載っています。
どうしたらスッキリするかが参考になります。

物を処分する気になってきます。
色についても考えさせられます。
収納グッズも参考になります。

雑貨店オーナー、アーチスト、コーディネーター、
布小物作家、インテリアスタイリストの大御堂さん、
作詞家、スタイリスト、グラフィック工芸家、
バッグデザイナー、デザイナー、イラストレーター、
海外のスタイリストやデザイナーなど、
大勢の人の家が紹介されています。
子供のいる人もいます。

みんな職業をみただけでもあこがれる女性たちです。
その人たちがきれいに暮らしている部屋や、
工夫した収納などが詰まっていて真似したくなります。
この本は、20代の娘も気に入りました。

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posted by: 本の虫 | 雑誌 | 07:55 | comments(0) | - |

「捨て方」上手で生き方が変わる―楽しく、惜しみなくものと分かれる整理術

「捨てる」指導をしてくれる本を読むと、
背中をおされて整理のやる気が出てくるから好きです。
この本で感動して、
ずっと心に残った話は、
「鍵山秀三郎」さんの話です。
自動車用品のイエローハット取締役。
その人が公衆トイレを毎朝掃除して、
しかも掃除は素手で便器に手を入れてしている。
誰に強制された訳でもないのに、
人が気持ちよく使うためにやっていることに感動しました。

最初、小さな会社だった頃に、
心の荒れた従業員にきれいな環境を与えてあげようと思って、
社長が自ら会社のトイレを掃除したそうです。
初めは掃除している隣で用を足していた人が、
だんだん手伝うようになってきたそうです。
こういう人を尊敬します。

何の得にもならない公衆トイレの掃除をするなんて偉いです。

最後に、
リデュースreduce減らす。
リュースreuse再利用
リサイクルrecycle再生

物を大切にすることも応援しています。


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posted by: 本の虫 | 雑誌 | 19:45 | comments(0) | - |

ハリー・ポッターと死の秘宝(下巻)

やっと最後まで読み終わりました。
もう一度読み直すともっと解かるそうですが、
一冊が長いし、
今は読みたくないです。
人物が多すぎて名前が覚えられません。
何年か後にまたハリーポッターを読む機会があればいいなと思います。

最後の本の内容は、
スネイプの正体がやっとわかります。
どちらの味方なのかよく解からない人物でしたが、
やっとわかります。
戦いではまた多くの犠牲者が出ます。
犠牲者が出ない内容にして欲しかったです。

23章の「マルフォイの館」は泣きました。
屋敷しもべ妖精のドビーの話の所です。
36章「誤算」でもホグワーツの屋敷しもべ妖精たちが戦うところで、
ドビーの話を思い出して涙が出そうになった。

こんなに長くて、
人物もたくさん出てくる物語を作ったJ・k・ローリングは、
すごい人だと思いました。

世界中の人を夢中にさせるなんてすばらしいと思いました。


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posted by: 本の虫 | 児童書 | 18:29 | comments(0) | - |

「ハリー・ポッターと死の秘宝」 (上巻)


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ハリーポッターの最終巻です。
やっとここまで来ました。
こんなに長い本をここまで読んだ自分を褒めてあげたいです。
カタカナ名前は苦手です。
誰が誰だかわからなくなります。
「ふくろう通信」という物がはさまれていて、
それに登場人物の名前が紹介されていますが、
知りたい名前が見つからなかったり、
そんな親切な通信ではない。
こんなに長い物語だと、
大まかなことがわかればそれでいいと思ってしまいます。
大まかな事もよくわからないで、
映画を観て納得したこともあります。

最初の頃は、
ハリーポッターは確かにおもしろかったけど、
親しい人がどんどん死んでいってからは、
おもしろくて読むというより、
ここまで読んだのだから、
続きを読まなくては損した気分になるからという、
強迫観念か、使命感で読みました。

とりあえず上巻の終わりは、
ハッピーな形です。
これから下巻を読みますが、
どんな内容か、
わくわくします。

もちょっと、短くして欲しかった。
上巻だけでも565ページもありました。

上巻の内容は、
☆ヴォルデモート卿の「分霊箱」を探す。
☆ダンブルドアの過去についてハリーポッターが、
 疑惑を持ち始めた。

この二つがおおまかな話の内容のようです。


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posted by: 本の虫 | 児童書 | 09:25 | comments(0) | - |