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評価:
近藤 史恵
新潮社
¥ 1,575
(2007-08)
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近藤史恵の小説です。
読売新聞の書評で見つけて読んでみました。
自転車レースの団体戦の話です。
自転車レースについては何も知らない私ですが、
知らない人でもおもしろく読めて、
引き込まれます。
新聞で人が薦めることに納得します。
例えるなら、
浅野あつこの「バッテリー」(野球)や、
佐藤多佳子の「一瞬の風になれ」(マラソン)のような団体スポーツ物ににています。
内容は、
第一章 チーム・オッジ
第二章 ツール・ド・ジャポン
第三章 南信州
第四章 富士山
第五章 伊豆
インターバル
第六章 リエージュ
第七章 リエージュ
第八章 惨劇
第九章 喪失
第十章 サクリファイス
終章
・・・・・・・・・
このような内容で構成されています。
日本チーム・オッジのメンバーが主人公です。
高校の時に陸上をやっていましたが、
優勝することに意味を見いだせなくて、
突然やめて、
自転車に変わりました。
高校の同級生(元彼女)も絡んで人が事故で死にます。
事故の真相がわかると、
人生に関わる事も見えてきます。
おもしろい小説なので、
皆さんにお勧めします。
ちなみにsacrificeは辞書で調べたら、
いけにえ、犠牲、捧げ物でした。
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