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八朔の雪

「はっさくのゆき」と読みます。
高田郁(たかだかおる)と読みます。

久しぶりに良い小説を読みました。

江戸時代の料理屋の話です。

波乱万丈の運命を背負った、
味覚の優れた女の子が、
店主が死んで潰れた店を再建するために頑張る物語です。

主人公の名は澪(みお)。

内容は、

狐のご祝儀・・・・・ぴりから鰹田麩(かつおでんぷ)

八朔の雪・・・・・・ひんやり心太(ところてん)

初星・・・・・・・・・・とろとろ茶碗蒸し

夜半の梅・・・・・・ほっこり酒粕汁

苦境に陥って、
あきらめようとするが、
周りの人に助けられたり、
良い言葉をもらって励まされ、
新しい料理を開発する。

まるで、
韓国ドラマか、
コミック漫画のような波乱万丈のストーリー展開で、
涙も誘い、
ホッとさせる。

久しぶりにおもしろい物語を読んだ気分です。
☆5つです。

話の中にあった、
茶碗蒸しのレシピが後ろの方に書いてあったので、
久しぶりに茶碗蒸しを作りました。

おいしかったです。

面倒な料理をおもわず作りたくなるほど、
読者を楽しませてくれる物語です。

料理好きではない私に茶碗蒸しを作らせたこの本を、
皆さんにオススメします。


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posted by: 本の虫 | 小説(作者た行) | 11:45 | comments(1) | - |