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評価:
東野 圭吾
光文社
¥ 1,680
(2010-01-20)
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最近は小説を読み始めて2週間経っても読み終わらないことがほとんどです。
それほどおもしろい小説に出会わなかったからです。
しかし、
この小説は面白くて2日で読み終わりました。
先へ先へと内容を知りたくなるのです。
東野圭吾の小説はどれも本当におもしろい。
カッコウという鳥は「托卵」をする。
他の鳥の巣に卵を産んで、
その巣の卵を外に捨てる。
他の種類の鳥に自分の卵を温めさせて雛を孵(かえ)させる。
才能ある女性スキーヤーの卵が、
父親と信じている人が本当の親でないということから、
この小説は始まっていきます。
そのことを知った父親の苦悩。
それでは誰が
母親なのか、
真実がだんだんと明かされていきます。
真実を知りたくて読みすすめているうちに、
あっという間に読み終わってしまいました。
おもしろいです。
緋田宏昌(ひだひろまさ)・・・・・育ての親
緋田風美(ひだかざみ)・・・・・スキー選手
柚木洋輔(ゆずきようすけ)・・・・研究者
上条伸行(かみじょうのぶゆき)・・・・・実の父親
上条文也(かみじょうふみや)・・・・・伸行の息子(白血病)
構成が上手だと思います。
オススメします。
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