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ルギーはさけぶ

古い児童書です。

山中恒の1976年に書かれた本です。

山中恒さんは私の亡き父の教え子だったので、
父のお葬式で山中恒さんのことを知りました。
その時に私の息子が小学生だったので、
児童書をたくさん戴きました。

それをきっかけに山中恒さんの本を読むようになりました。

「あばれはっちゃく」がテレビ化された後でした。

山中恒さんの本はどの本もおもしろくて、
子供たちもいろんなシリーズを喜んで読みました。

最近我が家は断捨離(物の片付け)を頑張っていて、
本も整理している所です。

読んでいない本もたくさんあります。
古い本は処分する前に一応読んでから、
どうするか決めています。

二階の本棚に、
迷っている本を並べています。

毎日寝る前に二階に行って、
1冊本を選んで寝室に持って行きます。

先日手にした本は2~3ページ読んだら読む気がなくなったので、
処分しました。

この本は古くて汚くなり、
子ども達も大人になったので、
捨てるつもりでいましたが、
読んでみたらおもしろくて惹きつけられて二日がかりで読み終わりました。

もうしばらくとっておくつもりです。

内容はアフリカの話のようです。
まだ白人に知られていない場所に住んでいる種族の、
ルギーという勇敢で知恵のある男の子の話です。

最初は占い師のおばあさんに意地悪をされて、
父親を殺されました。

占い師の言葉で村を追い出されました。

旅の途中で知り合った少年の種族が白人に奴隷にされて苦しんでいるのを見て、
仲間を助けるの手伝っていると、
思わぬ展開になっていきます。

青いダイヤモンドを求めて黒人の種族を奴隷にしたり、
殺したりする恐ろしい白人でした。
友達になった少年と協力して戦いました。

スリル満点で次の展開が気になり、
飽きずに読めました。

子どもにも大人にもオススメします。


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posted by: 本の虫 | 児童書 | 20:21 | comments(2) | - |

すっきり!幸せ簡単片付け術

評価:
ごんおばちゃま
イースト・プレス
¥ 1,260
(2011-12-15)

大人気ブログのごんおばちゃまが書いた片づけの本です。

片づけの手順が書かれています。

まずは玄関から不要の物を抜いていきます。

「抜く」というのがごんおばちゃまの言葉です。

私は読みながら玄関まで行きましたが、
1度目では何も捨てられませんでした。
2度目に行って、
やっと下駄箱の中の不要な物を3個捨てました。
使っていなかった物を見つけて、
活用できるようになりました。

一度収納してしまうとあることを忘れてしまう物もあるので、
時々は収納した物をもう一度出してみるのもいいなと思いました。

そんなきっかけをくれた本です。

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posted by: 本の虫 | 実用書 | 13:09 | comments(0) | - |

我が家の問題

評価:
奥田 英朗
集英社
¥ 1,470
(2011-07-05)

奥田英朗の短編小説です。

6つの短編が入っています。

「甘い生活?」
新婚なのに家に帰りたくない田中淳一が主人公。
妻は自分の思う理想の家庭のために頑張っているのに、
夫が求める家庭とはずれている。
二人がどんな形で夫婦になろうとするのか、
その対処方法が気になって最後まで一気に読んでしまう。
読み終わったら、
そんなに感激はしなかった。
読み終わってすぐに結末を忘れてしまった。

「ハズバンド」
夫の会社のソフトボールの試合で、
夫が仕事ができない、
職場で邪魔物扱いされている事を知った妻の井上めぐみが主人公。
妻のめぐみにできる夫の手助けは何か?
なんだかちょっと情けない夫婦の話。

「絵里のエイプリル」
離婚したがっている両親のことを、
祖母からの電話で知ってしまった高校生の浜田絵里。
友人たちに両親の離婚に付いてどう思うかと、
それとなく聞いてみる。
両親が離婚した友人は以外に多かった。
参考になる意見を聞き、
どうしたらいいのか決める。

「夫とUFO」
夫がUFOを見たと言い出した。
夫は日ごとにUFOにのめりこんでく。
怪しいと思った妻は休日の夫の後を付けたり、
元同僚に夫の様子を聞く。
妻の考えた対処方法は、
おかしな行動だったけれど、
なかなかいい結末だった。

「里帰り」
新婚の岸本幸一夫婦は、
お互いに働いていて、
実家が名古屋と北海道だ。
初めてのお盆休みは、
両方の実家に二人で行かなくてはならない。
計画を立てる段階で、
二人とも嫌気がさしてしまう。
それでも計画を立てて、
実行したら、
いい方向に進んだ。
この物語は後味が良い。

「妻とマラソン」
友だちのような夫婦だったが、
子ども(双子)の手が離れ、
小説家の夫は仕事を順調にこなし、
生活にも困らなくなったら、
妻が元気がなくなった。

元気の無くなった妻がマラソンを始めた。
ただ走る事が気持ちがいいようで、
毎日1時間走りに行く。
妻に東京マラソンに参加してみないかという誘いがあった。
マラソンに参加する事で妻や家族も変わってきた。
後味の良い小説だった。

奥田英朗の小説も好きです。
読みたいものがない時にはこの人の小説を読みます。
読みやすい小説です。


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posted by: 本の虫 | 奥田英朗 | 15:50 | comments(0) | - |