-
2012.04.24 Tuesday
-
名探偵カッレくん
-
1957年に発行された古い児童書です。
我が家の本棚にあった本です。
A・リンドグレーン作、
尾崎善訳です。
田舎町のカッレという少年は探偵が好きです。
探偵物の本もたくさん読んでいます。
田舎町で怪しい人物を見つけると、
観察して、
手帳に詳しく書き込みます。
車のタイヤの模様まで書き込みます。
怪しいと思った人物のことは尾行もします。
でもみんな カッレの考えを信じてくれません。
友人のアンデス少年とエーヴァ・ロッタという女の子と毎日遊んでいます。
3人はサーカスごっこや、
もう一組の3人組と戦いをして遊ぶほど活発です。
町に怪しい男が3人現われました。
子どもだから無鉄砲です。
相手は本物のピストルも持っているので、
読みながらヒヤヒヤします。
起承転結があって面白い小説です。
事件が解決してから言ったカッレくんの言葉を紹介します。
「悪事は損だ」
悪人は肝に銘じて下さい。
250ページ以上ある長い話ですが、
おもしろいので一気に読めます。。
ランキングに参加しています。クリックお願いします。JUGEMテーマ:最近読んでる本
-
2012.04.20 Friday
-
クラマはかせのなぜ
-
先日読んだ「ルギーはさけぶ」はおもしろかったですが、
この本は正直おもしろくなかったです。
1)なぜ、シャボン玉はわれなければいけないか。
2)なぜ、ロボットはこしょうしたほうがよいのか。
3)なぜ、むだなくずをぜんぶけしてはいけないのか。
4)なぜ、ネコが人間のことばを話さぬほうがよいのか。
5)なぜ、タコに目ざまし時計をたべさせてはいけないのか。
6)なぜ、くだものや、草や、木を大きくしてはいけないか。
7)なぜ、雪は白くて、つめたくて、あじのないほうがよいか。
8)なぜ、ダイヤモンドはダイヤモンドでなければいけないのか。
9)なぜ、おもわずおどりだすような音楽を作曲してはいけないか。
10)なぜ、どろんこの公園に大きなアイロンをかけてはいけないのか。
死んでもいのちのあるくすり。
短編集です。
題名を見てもおもしろくなさそうな話です。
山中恒さんは長編がおもしろいです。
ランキングに参加しています。クリックお願いします。JUGEMテーマ:本を見つけたよ
-
2012.04.07 Saturday
-
きみはダックス先生がきらいか
-
1981年に発行された古い本です。
この頃本の整理をしていて、
どんどん本を処分しています。
なんとなく捨てるのがもったない本はもう一度読んでから判断します。
それで今回はこの本を枕元に置いて、
寝る前に読んでみました。
読み始めたら、
主人公のダックスというあだなの先生が変わり者でおもしろくて、
話に引き込まれてしまいました。
見た目はかっこ悪いし、
今までの担任のように、
キチンとしてなくて、
言う事が子どものような先生を、
学級委員の几帳面なキョウコはきらっています。
他の生徒も先生が担任だと調子がくるいます。
今までに見たこともないような先生です。
児童書なので、
すぐに読めるので、
大人も読んで欲しい本です。
私は最後の方では涙でぐしょぐしょになってしまいました。
実在の先生をモデルにして書いた話だそうです。
こういう先生が今の時代にもいたらいいなと思います。
今は文部科学省や政治家が口をはさみすぎて、
先生も仕事がしにくいだろうと思います。
こんなタイプの先生はなかなか育たないだろうなと思います。
この本を読んだらきっと人に優しくなれると思います。
ぜひオススメします。
ランキングに参加しています。クリックお願いします。
-
全 [1] ページ中 [1] ページを表示しています。