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あい永遠に在り

評価:
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作者は高田郁(たかだかおる)です。

日本の明治維新前後の頃に実在した人物の奥さんに、
焦点を当てて書いた物語です。

日本が貧乏な時代に、
百姓の子供として生まれた「あい」。
姉が二人の末っ子。

小さな頃からよく働く気立てのいい子で、
家族の役に立ちたいためによく働く。
綿を紡ぐのが上手で、
叔母の年子に機織りを習う。
年子に気に入られて、
年子の家の寛斎と結婚する。

寛斎の家もお金がないため、
苦労するが、
寛斎は医学の道に進み、
熱心に勉強し、
真面目に技術を取得していく。

一時は千葉で、
お金持ちに気に入られ、
落ち着いた暮らしをするが、
幕府に勤めることになる。

四国に引っ越す時に荷物を積んだ船が沈むなど、
波乱万丈の人生を二人で歩む。

子供は12人も生むが、
半分を亡くす。

真面目に明るく生きているが、
つらいこともいっぱい経験する。

それでも、
あいの明るさと知恵が困難を乗り越えていく。

あいの一生が描かれている。

つらい時のあいの態度が、
読み手の参考になる。

人生に役に立つ物語だ。




 
posted by: 本の虫 | - | 22:22 | comments(0) | - |

ズボラさんのための片付け大事典

収納スタイリストの吉川永里子さんの本です。

テレビ東京の「ソロモン流」で吉川永里子さんの片付けを見て、
本を読みたいと思いました。

イラストでわかりやすく収納方法が書かれていて、
参考になりました。

子供のいる娘にも紹介したい本です。

おもちゃやキッチン雑貨の収納方法も参考になります。
posted by: 本の虫 | - | 20:26 | comments(0) | - |

まつりちゃん

評価:
岩瀬 成子
理論社
¥ 1,470
(2010-09)

岩瀬成子の小説です。
児童書のように読みやすいです。
小学生やおばあちゃんやいろんな町の人に、
5歳のまつりちゃんという女の子が会います。

まつりちゃんと話したり遊んだりして、
みんなは癒されているようです。

最初はまつりちゃんは、
きつねか狸など動物が化けているのかと思いました。

ところが、
本物の人間でした。

誰も住んでいないという家に入っていきます。

借金取りに追われているので、
見つからないようにそっと生きています。

家族3人で暮らせる日が早く来るといいなと思います。
 
posted by: 本の虫 | 小説(作者あ行) | 20:24 | comments(0) | - |

みどりのゆび

評価:
モーリス ドリュオン
岩波書店
¥ 2,730
(2009-08-26)

 フランスの児童書です。
文章は長いですが、
挿絵がすごく素敵なので、
この本が気に入りました。
作者はモーリス・ドリュオン。
ジャクリーヌ・デュエーム絵。
安東次男訳。
チトという男の子が、
みどりのゆびを持っていて、
指を指して、
花の名前を言うと、
すぐに花が咲きます。
みどりのゆびは人には見えません。
囚人のいる監獄に咲かせたり、
病院の部屋に咲かせたりします。
この花のおかげで、
しあわせになる人が多いです。
チトは武器を作る工場の息子ですが、
花にしか興味がありません。
庭師のおじいさんと子馬が友達です。
最後はちょっと悲しいですが、
たねあかしがあるので、
最後まで読んで、
あとがきも読むとよくわかります。
posted by: 本の虫 | 児童書 | 20:23 | comments(0) | - |