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2013.11.27 Wednesday
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あい永遠に在り
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日本の明治維新前後の頃に実在した人物の奥さんに、
焦点を当てて書いた物語です。
日本が貧乏な時代に、
百姓の子供として生まれた「あい」。
姉が二人の末っ子。
小さな頃からよく働く気立てのいい子で、
家族の役に立ちたいためによく働く。
綿を紡ぐのが上手で、
叔母の年子に機織りを習う。
年子に気に入られて、
年子の家の寛斎と結婚する。
寛斎の家もお金がないため、
苦労するが、
寛斎は医学の道に進み、
熱心に勉強し、
真面目に技術を取得していく。
一時は千葉で、
お金持ちに気に入られ、
落ち着いた暮らしをするが、
幕府に勤めることになる。
四国に引っ越す時に荷物を積んだ船が沈むなど、
波乱万丈の人生を二人で歩む。
子供は12人も生むが、
半分を亡くす。
真面目に明るく生きているが、
つらいこともいっぱい経験する。
それでも、
あいの明るさと知恵が困難を乗り越えていく。
あいの一生が描かれている。
つらい時のあいの態度が、
読み手の参考になる。
人生に役に立つ物語だ。
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2013.11.17 Sunday
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ズボラさんのための片付け大事典
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テレビ東京の「ソロモン流」で吉川永里子さんの片付けを見て、
本を読みたいと思いました。
イラストでわかりやすく収納方法が書かれていて、
参考になりました。
子供のいる娘にも紹介したい本です。
おもちゃやキッチン雑貨の収納方法も参考になります。
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2013.11.16 Saturday
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まつりちゃん
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児童書のように読みやすいです。
小学生やおばあちゃんやいろんな町の人に、
5歳のまつりちゃんという女の子が会います。
まつりちゃんと話したり遊んだりして、
みんなは癒されているようです。
最初はまつりちゃんは、
きつねか狸など動物が化けているのかと思いました。
ところが、
本物の人間でした。
誰も住んでいないという家に入っていきます。
借金取りに追われているので、
見つからないようにそっと生きています。
家族3人で暮らせる日が早く来るといいなと思います。
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2013.11.13 Wednesday
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みどりのゆび
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文章は長いですが、挿絵がすごく素敵なので、この本が気に入りました。作者はモーリス・ドリュオン。ジャクリーヌ・デュエーム絵。安東次男訳。チトという男の子が、みどりのゆびを持っていて、指を指して、花の名前を言うと、すぐに花が咲きます。みどりのゆびは人には見えません。囚人のいる監獄に咲かせたり、病院の部屋に咲かせたりします。この花のおかげで、しあわせになる人が多いです。チトは武器を作る工場の息子ですが、花にしか興味がありません。庭師のおじいさんと子馬が友達です。最後はちょっと悲しいですが、たねあかしがあるので、最後まで読んで、あとがきも読むとよくわかります。
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