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路地裏のあやかしたち

行田尚希(ゆきたなおき)の小説「路地裏のあやかしたち」を読みました。
現役高校生の洸之介(こうのすけ)は父親が残した掛け軸を直すために、
妖怪の住む玉響(たまゆら)通り綾櫛(あやくし)横丁に丑三つ時に行く。

そこに住む狐の妖怪の環さんに表具の弟子入りして、
父親の掛け軸を直す。

狸や猫や雪女や天狗が人間の格好をしている人たちと親しくなる。
みんな気のいい人たちで、
悪いことはしない。

絵についている悪霊を除いて解決してくれる物語です。

マンガのような話ですが、
読んでいると引き込まれていきます。

3巻出ていて、
読み進めていくとおもしろいです。

第一章
人間の話
洸之介の事情です。

第二章
天狗の話
桜汰は天狗の王子で、
人間界に一時的に預けられている小学校に通っている。
小学校で肝試しと宝探しをして子供が朝まで消えるということが起こり、
環さんが解決する。

第三章
狸の話
樹さんの話。
イケメンな結婚詐欺しだが、
人を化かすのが苦手。
詐欺の相手の女性の掛け軸を、
環さんが直して、
解決する。


第四章
猫又の話

揚羽さんの話。

揚羽さんが以前に、
アルバイトをしていたカフェにあるの絵の思いを環さんが見る。

第五章
狐の話
環さんが表具師に弟子入りした頃の絵を探していたものがやっと寺で見つかる。

その後、何週間も表具屋が閉ざされていて、
仲間たちの誰とも連絡がつかなくなり、
洸之介にとっての仲間たちの存在を考える時間になる。
まぼろしだったのか、
本当のことだったのかわからなくる。

JUGEMテーマ:読書
posted by: 本の虫 | 小説(作者や行) | 19:38 | comments(0) | - |