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リバース

評価:
湊 かなえ
講談社
¥ 1,512
(2015-05-20)

湊かなえさんの小説「リバース」を読みました。
2015年発行です。
湊かなえさんの小説はみんなおもしろいです。
死亡事故が起こり、
そのことに関わった人たちの心模様やキズや後悔が書かれ、
小学校や中学校や高校や大学などの同級生の証言が出てくるから、
現実にこんな事件があるような気がしてくる。
関わった人たちの心もようと、
真相が暴かれていくのが、
すごくおもしろい。
次の言葉を知りたくて、
どんどん読み進めてしまう。
人との関わり方が下手な人の思っていることを読んでいくと、
周りにもこんな人がいるような気がする。
彼はこんな風に考えていて、
悩んでいるのかもしれないと思ってしまう。
彼をらくにしてあげたいから、
この小説を勧めたいと思う。
屈折した思いを持っていた人が最後の方で、
女性の言葉から救われるが、
最後の一行はショックすぎる結末だ。
それでもこの小説はすごくおもしろいので、
みなさんにおススメします。
JUGEMテーマ:小説/詩
posted by: 本の虫 | 小説(作者ま行) | 16:45 | comments(0) | - |

ラプラスの魔女

評価:
東野 圭吾
KADOKAWA/角川書店
¥ 1,814
(2015-05-15)

東野圭吾さんの小説はおもしろいです。
今まで何冊も読みましたが、
つまらなかった小説はないです。

どこがおもしろいのか考えてみました。
やはり謎解きがおもしろいです。

最初から引っ張られます。

犯人が気になって読んでいくうちに、
犯人が分かってきても、
続きが早く知りたくなり、
夢中で読んでしまいます。

「ラプラスの魔女」は、
植物人間になった人を脳神経外科医が手術をして助けます。

殺人事件のキーワードは、
硫化水素です。

むずかしい科学は苦手ですが、
話のすじはわかります。

小説が好きな人なら、
きっと誰が読んでもおもしろいと思います。

オススメします。

JUGEMテーマ:小説/詩
posted by: 本の虫 | 小説(作者は行) | 21:53 | comments(0) | - |

あの家に暮らす四人の女

評価:
三浦 しをん
中央公論新社
¥ 1,620
(2015-07-09)

三浦しをんさんの小説です。
東京に家がある母と娘と娘の友人と友人の部下の四人で同じ家に住む。
母はお嬢様育ちで働いていないが、
土地などの財産管理をして暮らしている。
娘は40代で刺繍を仕事としている。
友人の住んでいたアパートが水浸しになり、
住むところを探していて、
この家に世話になる。
友人の部下がストーカーの被害を受けて、
部屋に帰れなくなり、
この家に住まわせてもらうようになる。
家の敷地にはおじいさんの年齢になった男が門番のように一人で住んでいる。

殺人のような大事件は起こらないが、
小さな困りごとが起きたり、
泥棒に入られたり、
そのことを変な方法で解決していく。
カラスの話はちょっと変だった。
小説ってこんな感じでいいの?と疑問を持ったが、
どうなのだろう?






JUGEMテーマ:小説/詩
posted by: 本の虫 | 小説(作者ま行) | 20:05 | comments(0) | - |