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まく子

西加奈子の「まく子」を読みました。

西加奈子はテヘランうまれで、

「サラバ」を書いて、

又吉直樹と友人です。

 

「サラバ」はすごく感動したので、

西加奈子さんの小説なら、

間違いはないだろうと思って読んでみました。

 

「まく子」は、

ちょっとへんな小説です。

SF小説ぽいような、

普通の児童文学のような小説です。

 

小学生の慧(さとし)は旅館の息子です。

慧の旅館に住み込みで働く母親と小学生の女の子が来ました。

女の子はコズエです。

 

目がきれいで、

スタイルもよくて、

目を引く美人なので、

町中の人気者です。

 

コズエと友達になり、

慧は成長していきます。

 

コズエとの別れの日に、

田舎の町中の人がそのことを見ました。

 

それを受け入れ、

人々は暮らしていく。

 

読み終わって、

人生について考えてしまいました。

 

私は年を取ったので、

これから死に向かって生きていることを実感しています。

この年で読んだから、

何でも受け入れられます。

 

もっと若いころに読んだら、

理解できなかったかもしれない。

 

人間に害を与えないなら宇宙人がいてもいい。

 

不思議なことは現実にあるかもしれないと、

思える年齢になった。

 

 

JUGEMテーマ:小説/詩

posted by: 本の虫 | 小説(作者な行) | 20:12 | comments(0) | - |

我が家のヒミツ

評価:
奥田 英朗
集英社
¥ 1,512
(2015-09-25)

 

奥田英朗の「我が家のヒミツ」を読みました。

奥田英朗の小説は読みやすくて、

おもしろいです。

この本は短編小説集です。

 

「虫歯とピアニスト」

ピアニストが親知らずの治療で歯医者にくる。

受付の女は彼の大ファン。

コンサートに行き、

目が合ってしまう。

 

「正雄の秋」

出世競争に敗れた男の話。

 

「アンナの十二月」

12歳になった日に、

両親から、

本当の父親が他にいることを知らされる。

本当の父親は現在の父親より、

年収のいい芸能人。

会うことで、

本当の父親に気持ちが傾いていくアンナ。

 

「手紙に乗せて」

母親が亡くなり、

父の元気がなくなった。

夜中に泣いているらしい。

 

葬式に同級生がきてくれた。

その同級生は子どもの頃、

身内に不幸があって、

人の気持ちに寄り添ってくれる。

 

職場の上司も、

妻を亡くしていて、

優しい。

父宛に手紙を書いてくれた。

 

父が返信をする。

 

 

「妊婦と隣人」

この話は好奇心旺盛な妊婦が、

隣人の行動を気にして、

交番のおまわりさんに相談したり、

後をつけたり、

読んでいてはらはらしてくる。

 

「妻と選挙」

小説家の主人公の妻が選挙に出馬すると言う。

最初は見ないふりをしていたが、

作家業をしばらく休むことになり、

妻を手伝っていく。

 

JUGEMテーマ:小説/詩

posted by: 本の虫 | 小説(作者あ行) | 21:51 | comments(0) | - |

フランス人は10着しか服を持たない2

評価:
ジェニファー・L・スコット
大和書房
¥ 1,512
(2016-02-09)

ジェニファー・L・スコットの「フランス人は10着しか服を持たない2」を読みました。

 

1冊目も読んで、

感動しました。

2冊目は、

子育て中のママにも役立つ子育てアイデアが書かれています。

 

子育ての話を読んで、

暑い日に遊びに来た4歳児と、

風呂場でシャボン玉遊びや、

魚釣り遊びをしました。

 

その間に私は風呂の掃除をしました。

 

子育ては心に残る思い出を作ることだと思います。

 

大人になって、

おばあちゃんの家に遊びに行ったら、

シャボン玉や魚釣りがおもしろかったと思い出してくれたらいいな。

 

2週間に1度や月に一回は特別な日にして、

遊びや食事に凝ったパーティーの日にするのもいいです。

 

掃除を習慣にして音楽をかけながら楽しんでやるとか、

家事や育児の参考になることが書かれています。

 

「シック」という言葉がよく使われている。

 

その言葉を見ると、

シックな人になるように気を付けようとおもいます。

 

 

 

 

JUGEMテーマ:最近読んでる本

posted by: 本の虫 | 実用書 | 19:57 | comments(0) | - |