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2017.06.19 Monday
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名探偵カッレとスパイ団
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評価:
アストリッド リンドグレーン
岩波書店
¥ 778
(2007-05-16)
コメント:大人も子供も楽しめる本です。怖くて楽しいので、ドキドキしながら読み進めていけます。
リンドグレーン作の「名探偵カッレとスパイ団」を読みました。
我が家の本棚に昔から置いてあって、
表紙は色あせています。
捨てる前に読んでみようと思い、
読み始めたら、
おもしろくて引き込まれました。
白バラ軍のカッレたち3人は夜中に抜け出して、
赤バラ軍と戦いました。
途中アンデスが崖から落ちそうになりましたが、
みんなで協力をして助けました。
帰りに怪しい車を見かけました。
様子を見ていると、
博士と子供をさらっていくのを見かけました。
ロッタが車に乗り込み、
博士たちと捕まりました。
カッレとアンデスは博士のバイクで追跡をし、
島にたどり着きました。
早く警察に届ければいいのにという場面が度々ありました。
博士の子どものラスムスは白バラ軍に憧れています。
おしゃべりなのが困りますが、
純粋に人を信じ、
愛するところがいいです。
最後まで楽しめて読みました。
JUGEMテーマ:読書
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2017.06.08 Thursday
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この嘘がばれないうちに
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川口俊和の「この嘘がばれないうちに」を読みました。
短編小説集です。
泣ける小説で検索して見つけました。
この物語は、
とある喫茶店で、
過去や未来に戻ることができるという話です。
本のちょっとの時間です。
条件がいくつかあります。
未来を変えることはできません。
第一話「親友」
親友の娘を親友に代わって、
育てた男の話。
第二話「親子」
三田幸雄。
母親の葬式に出られなかった息子が、
死ぬ前の母に会いに行く。
お金がなくて自殺しようと思っていたが、
母の言葉で思い留(とど)まる。
第三話「恋人」
病気が理由で別れを言ったが、
未来の彼女がしあわせになっているか確かめに行く。
第四話「夫婦」
第二話で数にネックレスを選んでもらった刑事が、
過去に戻るお客。
心だ妻に会いに行く。
すごく感動したというほどではないが、
読むと気持ちが落ち着く物語です。
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