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名探偵カッレとスパイ団

評価:
アストリッド リンドグレーン
岩波書店
¥ 778
(2007-05-16)
コメント:大人も子供も楽しめる本です。怖くて楽しいので、ドキドキしながら読み進めていけます。

リンドグレーン作の「名探偵カッレとスパイ団」を読みました。

我が家の本棚に昔から置いてあって、

表紙は色あせています。

 

捨てる前に読んでみようと思い、

読み始めたら、

おもしろくて引き込まれました。

 

白バラ軍のカッレたち3人は夜中に抜け出して、

赤バラ軍と戦いました。

途中アンデスが崖から落ちそうになりましたが、

みんなで協力をして助けました。

 

帰りに怪しい車を見かけました。

様子を見ていると、

博士と子供をさらっていくのを見かけました。

 

ロッタが車に乗り込み、

博士たちと捕まりました。

 

カッレとアンデスは博士のバイクで追跡をし、

島にたどり着きました。

 

早く警察に届ければいいのにという場面が度々ありました。

 

博士の子どものラスムスは白バラ軍に憧れています。

おしゃべりなのが困りますが、

純粋に人を信じ、

愛するところがいいです。

 

最後まで楽しめて読みました。

 

JUGEMテーマ:読書

posted by: 本の虫 | 小説(外国人) | 21:16 | comments(0) | - |

この嘘がばれないうちに

評価:
川口俊和
サンマーク出版
¥ 1,404
(2017-03-14)

川口俊和の「この嘘がばれないうちに」を読みました。

短編小説集です。

泣ける小説で検索して見つけました。

 

この物語は、

とある喫茶店で、

過去や未来に戻ることができるという話です。

本のちょっとの時間です。

条件がいくつかあります。

未来を変えることはできません。

 

第一話「親友」

親友の娘を親友に代わって、

育てた男の話。

第二話「親子」

三田幸雄。

母親の葬式に出られなかった息子が、

死ぬ前の母に会いに行く。

お金がなくて自殺しようと思っていたが、

母の言葉で思い留(とど)まる。

第三話「恋人」

病気が理由で別れを言ったが、

未来の彼女がしあわせになっているか確かめに行く。

第四話「夫婦」 

第二話で数にネックレスを選んでもらった刑事が、

過去に戻るお客。

心だ妻に会いに行く。

 

すごく感動したというほどではないが、

読むと気持ちが落ち着く物語です。

posted by: 本の虫 | 小説(作者か行) | 13:23 | comments(0) | - |