おまえじゃなきゃだめなんだ

角田光代さんの「おまえじゃなきゃだめなんだ」を読んでいます。

角田光代さんの小説は長編の方が面白いです。

 

この本は短編集で、

あれ?っと思ううちに終わってしまって、

消化不良です。

 

おもしろくないので、

なかなか先に進みません。

 

135ページまで読みました。

本を読む時間がある時にまた続きから読みたいです。

 

 

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posted by: 本の虫 | 小説(作者か行) | 16:51 | comments(0) | - |

坂の途中の家

評価:
角田光代
朝日新聞出版
¥ 1,728
(2016-01-07)

角田光代の「坂の途中の家」を読みました。

角田光代の小説で一番おもしろかったのは、

「八日目の蝉」です。

 

今回の本もおもしろかったですが、

怖くもありました。

 

虐待で娘を死なせた母親の裁判で、

裁判員をさせられた女の話です。

 

主人公も同じように、

小さな娘の母親です。

 

裁判の期間の1週間くらいは、

娘を義母の家に預けて、

裁判所に行っていました。

 

娘を虐待したこともあり、

夫との関係がうまく行っていないことに気づき、

主人公の母親との関係がうまくいっていないところも、

被告人の女と重なる部分があり、

自分と夫との関係などもわからなくなってくる。

 

この本を読んで、

気付いたことは、

母親との関係が人生に大きくかかわってくるということです。

 

私も4人の母親なので、

大人になった子どもにも、

心を配らなくてはいけないと思い、

おもわず4人にメールしました。

 

私自身は母親に愛情を注がれたので、

いろんなことに後悔もないし、

人を愛することもできますが、

どこかで、

母親の期待に添いたいと思っていたことにこの年になって気づきました。

 

私の場合は就職です。

 

母親が私になってもらいたい職業をめざして、

何年も挑戦しましたが、

結局ダメでした。

今になって思うと、

私自身はその職業に向いていないと思っていたし、

就きたくなかったのですが、

母親が喜ぶから頑張っていました。

 

今はその職業になれなくてよかったと思っています。

好きではないことを無理してやっていたら、

病気になっていたかもしれません。

 

今は好きなことをしているので、

アイデアや工夫も思いつきます。

 

母親との関係はいくつになってもついてきます。

 

結婚で地元を離れた時に、

私は開放感を感じました。

 

両親の存在はありがたかったので、

生まれ変わっても両親の子供になりたいと思いますが、

自立できたことでらくになったことは感じます。

 

私は子供に、

伝えたい。

 

あなたたちは十分素敵な人たちであり、

素敵な人生を歩んでいることをほこりに思っているし、

これからも応援をしている。

 

母親の私のことをあまり意識しないでいいよ。

私はあなたたちが元気に暮らしてくれれば十分です。

世間体よりも楽しい人生を送って欲しい。

 

近くにいる人を大事にすることが人生で大切なことだと思う。

人を喜ばせることを考える人であって欲しい。

 

私自身も人を喜ばせることを忘れないようにしたい。

 

結婚や人生を考える本でした。

 

角田光代の他の本も読んでみたいと思いました。

 

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posted by: 本の虫 | 小説(作者か行) | 22:12 | comments(0) | - |

図書館大戦争

評価:
ミハイル エリザーロフ
河出書房新社
¥ 3,024
(2015-11-26)

ミハイル・エリザーロフの「図書館大戦争」を読みました。

作者は1973年ウクライナ生まれです。

 

読売新聞で紹介していたので、

読んでみましたが、

私には合っていなかったのか、

今求めている本ではなかったのか、

途中で挫折して最後まで読めませんでした。

 

時間がある時にもう一度挑戦してみようと思います。

posted by: 本の虫 | 小説(外国人) | 08:59 | comments(0) | - |

ポイズンドーター・ホーリーマザー

湊かなえの「ポイズンドーター・ホーリーマザー」を読みました。

短編小説集なので、

すぐに読み終わりました。

でも内容は暗い話ばかりなので、

ストレスを感じて体が弱っている時には、

読むのがつらかったです。

暇な元気な時に読みたかったです。

 

「マイディアレスト」

婦女暴行事件と、

母親と姉妹の関係の話。

母親の愛情が欲しくて、

嫉妬心が生まれる。

最後が怖い結末。

 

「ベストフレンド」

脚本の賞をもらった3人の人が絡む話。

こちらも嫉妬心の話。

結末はかわいそう。

 

「罪深き女」

家電ストアで刃物を振り回して、

死傷者15人を出した犯人、

黒田正幸の不幸はある女から始まったのではないだろうか。

子どもの頃、

同じアパートに住んでいた母子家庭の二人の男の子と女の子。

母親の行いを知らずに、

男の子に親切にしている年上の女の思い込みが書かれている。

イタイ女の自信たっぷりの話が、

読んでいるとイラっとしてくる。

 

「優しい人」

娘に厳しくて、

思い込みで娘を育ててしまう母親の影響を受け、

少し壊れている娘のせいで起こる事件。

 

母親に強く言われて、

自分のやりたくないことを引き受けてしまうが、

最後には我慢ができなくなり、

相手の男の子を傷つけてしまう。

 

傷つけられた男の子が起こす事件。

 

「ポイズンドーター」

娘を自分の思い通りに育てようとして、

上から押し付けていく母親。

子どもの頃は逆らえなくて、

従っていくが、

大人になって、

「毒親」と叫んでしまった女優。

 

その言葉が波紋を呼んで、

傷ついていく人たち。

 

「ホーリーマザー」

ポイズンドーターに対して、

同級生の意見。

 

「ポイズンドーター」が一番興味深かった。

 

子育ては大事だと改めて思った。

母親は自分の考えだけを押し付けてはいけない。

 

どの話も恐ろしい話であり、

考えさせられる話だった。

 

 

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posted by: 本の虫 | 小説(作者ま行) | 20:40 | comments(0) | - |

ポイズンドーター・ホーリーマザー

湊かなえの「ポイズンドーター・ホーリーマザー」を読みました。

短編小説集なので、

すぐに読み終わりました。

でも内容は暗い話ばかりなので、

ストレスを感じて体が弱っている時には、

読むのがつらかったです。

暇な元気な時に読みたかったです。

 

「マイディアレスト」

婦女暴行事件と、

母親と姉妹の関係の話。

母親の愛情が欲しくて、

嫉妬心が生まれる。

最後が怖い結末。

 

「ベストフレンド」

脚本の賞をもらった3人の人が絡む話。

こちらも嫉妬心の話。

結末はかわいそう。

 

「罪深き女」

家電ストアで刃物を振り回して、

死傷者15人を出した犯人、

黒田正幸の不幸はある女から始まったのではないだろうか。

子どもの頃、

同じアパートに住んでいた母子家庭の二人の男の子と女の子。

母親の行いを知らずに、

男の子に親切にしている年上の女の思い込みが書かれている。

イタイ女の自信たっぷりの話が、

読んでいるとイラっとしてくる。

 

「優しい人」

娘に厳しくて、

思い込みで娘を育ててしまう母親の影響を受け、

少し壊れている娘のせいで起こる事件。

 

母親に強く言われて、

自分のやりたくないことを引き受けてしまうが、

最後には我慢ができなくなり、

相手の男の子を傷つけてしまう。

 

傷つけられた男の子が起こす事件。

 

「ポイズンドーター」

娘を自分の思い通りに育てようとして、

上から押し付けていく母親。

子どもの頃は逆らえなくて、

従っていくが、

大人になって、

「毒親」と叫んでしまった女優。

 

その言葉が波紋を呼んで、

傷ついていく人たち。

 

「ホーリーマザー」

ポイズンドーターに対して、

同級生の意見。

 

「ポイズンドーター」が一番興味深かった。

 

子育ては大事だと改めて思った。

母親は自分の考えだけを押し付けてはいけない。

 

どの話も恐ろしい話であり、

考えさせられる話だった。

 

 

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posted by: 本の虫 | 小説(作者ま行) | 20:40 | comments(0) | - |

邪魔

評価:
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奥田英朗の「邪魔」を読みました。

長編小説で読み終わるのに時間がかかりました。

会社が放火された事件の犯人逮捕に絡む物語です。

 

及川という犯人の男とその妻の家庭の問題。

妻がパートしているスーパーの雇用問題。

九野という警官の家庭の事情(交通事故死した妻のこと)。

やくざと関わりのある花村という警官の話。

 

九野が怪我を負わせた少年とやくざとの関わりなど、

長い物語になっている。

 

邪魔というタイトルは、

犯人の男に対する妻の気持ちなのか、

九野の中では自分自身が邪魔なのか、

花村にとっては九野が邪魔。

いろんな人にとって邪魔が存在する。

 

死んでしまったことを認められなくて、

死んだ人と会話している九野。

 

事件の解決にたどり着きたくて、

長い文章でも、

頑張って読めました。

posted by: 本の虫 | - | 19:34 | comments(0) | - |

ツバキ文具店

評価:
小川 糸
幻冬舎
¥ 1,512
(2016-04-21)

小川糸の「ツバキ文具店」を読みました。

鎌倉で、

代書屋をしている雨宮鳩子の物語です。

 

鎌倉の様子が詳しく書いてあるので、

実在しているように錯覚してしまう。

 

手紙の書き方の説明が書かれているので、

実用本としても活用できそうだ。

 

拝啓・前略・かしこなどの説明が書かれている。

 

母が出て行って、

祖母に育てられた鳩子の祖母に対する思いが、

後半に書かれている。

 

初めは代書を頼む人のエピソードだと思っていたが、

鳩子が鎌倉で、

暮らし始めてから、

自分や祖母のことが見えてきて、

出会った人たちによって、

小さいころからの心のわだかまりが、

溶けていく。

 

もしもドラマや映画にするのなら、

男爵という人は「津川雅彦に演じてもらいたいと思った。

 

posted by: 本の虫 | 小説(作者あ行) | 20:12 | comments(0) | - |

沈黙の町で

評価:
奥田英朗
朝日新聞出版
¥ 907
(2016-01-07)

奥田英朗の長編小説です。

「沈黙の町で」を読みました。

奥田英朗の小説は読みやすいので、

長編小説でしたが、

頑張って読みました。

 

中学2年の男子生徒が、

屋根から落ちて、

コンクリートに頭を打ち付けて死んだ事件に、

絡んだ登場人物たちの物語です。

 

第一発見者は2年担任の教師(飯島浩志)。

4人のテニス部の生徒たちがひ弱な彼の背中をつねって、

あざが残っていたことから、

警察に捕まる。

 

藤田一輝14歳(県議の孫)。

坂井瑛介14歳(長身で母子家庭)。

市川健太13歳(恵子・茂之が両親、1年の時にはクラス委員)

金子修斗13歳。

 

13歳は罪に問われないで、

児童相談所送り。

 

高村真央は中央新聞の記者。

 

豊川康平は刑事で飯島浩志と元同級生。

 

石井は豊川の部下。

 

橋本英樹は30歳の検事、

仕事熱心で信頼される。

 

逮捕された生徒の母親たちの気持ちや、

検事の調べかた、

警察の上司たちの考えや、

中学の校長や教頭の考え、

平の教師の考え、

被害者の家族の気持ちなど、

多くの人の経験から出た考えや、

事件の少し前の話から、

徐々に明かされていく。

 

最初は4人の生徒が不起訴になり、

学校へも普通に行きはじめるところなど、

腹がたってきたが、

読み進めるうちに、

事故か事件か真相が早く知りたくなってくる。

 

文庫本で2cmの厚さがあり、

ページ数が約600ページあるので、

読むのが大変だとはおもいますが、

読む価値のある小説です。

 

人の立場によって、

見方が違ってくるところがよく書かれている。

 

 

 

 

JUGEMテーマ:小説/詩

posted by: 本の虫 | 小説(作者あ行) | 16:24 | comments(0) | - |

向田理髪店

評価:
奥田 英朗
光文社
¥ 1,620
(2016-04-19)

奥田英朗さんの「向田理髪店」という小説を読みました。

 

短篇集ですが、

主人公はみんな同じです。

 

北海道の破たんした元炭鉱の町の物語です。

 

奥田英朗さんの小説は好きです。

 

どこかとぼけた内容なところがあるので、

最後にどんでん返しがあるかもしれないので、

最後まで気を抜かずに読みたくなります。

 

私はハッピーエンドが好きなのに、

変な終わり方をするかもしれないので、

目が離せません。

 

「向田理髪店」

帰ってきて、

理髪店を継ぐという息子のことが心配で、

自分の息子とダブりながら読みました。

「祭りのあと」

病気で倒れた父親と、

家族の物語です。

町の人たち、

特に理髪店の店主がいろいろ心配する。

「中国からの花嫁」

外国からの花嫁で、

騙されてお金だけ持って行かれた話を現実によく聞くので、

物語はどんな話にも作れるので、

ひやひやしながら読みました。

私はしあわせな結末になって欲しいと思いながら読んでいます。

 

「小さなスナック」

東京から戻ってきた早苗ちゃんのスナックは大繁盛ですが、

早苗ちゃんの経歴が気になる。

男たちがみんなだまされたりしないか心配しながら読みました。

 

「赤い雪」

映画がこの町にやってくる。

美人女優も来て、

どうなることやら。

 

「逃亡者」 

この町の息子が東京で事件を起こして、

指名手配になる。

田舎町はすぐにニュースが広がり、

その家がすぐにわかる。

家族はたいへんだ。

 

最近ありそうな事件も絡めて、

おもしろい物語になっている。

好きな小説です。

posted by: 本の虫 | 小説(作者あ行) | 13:21 | comments(0) | - |

眩(くらら)

評価:
朝井 まかて
新潮社
¥ 1,836
(2016-03-22)

朝井まかての「眩(くらら)」を読みました。

浮世絵師の葛飾北斎の娘の物語です。

90歳過ぎまで生きた父親の弟子として、

絵をずっと描き続け、

結婚もしたが、

出戻りをして、

恋する男もでき、

波乱万丈に生きた。

甥っ子のためにいつも借金をして、

貧乏暮らしをしている。

金に対する欲はなく、

ただ描き続けていたい。

 

葛飾北斎のことは、

さほど知らなかったが、

葛飾北斎の絵について、

詳しく物語として、

描かれていることに、

感激した。

まるで、

その時代に描いている北斎や娘を見ているような錯覚になるほど、

作者の文才がすばらしいと思った。

 

今の時代はその頃とまるで違うが、

生き方について、

学べることが多々あった。

 

甥の育て方を振り返って、

子育てを学んだし、

自分の生き方の参考にもなった。

 

歴史上の人物を物語の主人公に変えてしまうところがおもしろかった。

 

 

posted by: 本の虫 | 小説(作者あ行) | 10:39 | comments(0) | - |